Zoho Creator : SMS を送信するアプリケーション

すべて | August 20, 2009 | 1 min read
※この記事に掲載されている内容は投稿当時の情報です。最新の状況と異なる内容を含む場合があります。
Reading Time: 1 minutes

Zoho Creator
ユーザからたびたび寄せられる機能要望の1つに、Zoho Creator アプリケーションからの SMS
送信機能があります。これを実現するためには、HTTP(s) や SMTP API をサポートする、サードパーティの SMS
ゲートウェイサービスを Zoho Creator アプリケーションに組み込むことが必要です。

Clickatell
は、そのような SMS ゲートウェイサービスの1つです。ここでは、SMS 送信を可能にする Clickatell の SMTP API
を、Zoho Creator アプリケーションへ設定する方法をご紹介します。サンプルとして、シンプルな Zoho Creator
アプリケーションを作成しました。このアプリケーションのスクリプトファイル(.ds) は、次のリンクから入手可能です。このリンクをクリックすると、ファイルをダウンロードします。 まず、.ds ファイルをダウンロードし、テキストエディタで開いてください。次に、スクリプト内の sendSMS 関数にて、下記の編集を行ってください。(※この設定手順では、事前に Clickatell へのアカウント登録が必要です。)

  1. clickatellusername を、ご自身の Clickatell アカウントのユーザ名に置き換えます
  2. clickatellpassword を、ご自身の Clickatell アカウントのパスワードに置き換えます
  3. APIKEY を、ご自身の Clickatell アカウントの API ID に置き換えます

void sendSMS(int to, string text)
{
sendmail
(
To : "sms@messaging.clickatell.com"
From : zoho.loginuserid
Subject : "SMS"
Message : "user:clickatellusername\npassword:clickatellpassword\napi_id: " +
"APIKEY\nfrom:ZohoCreator\nto:" + input.to + "\ntext:" + input.text
Content type : Plain Text
)
}

上記の設定を行った後に、.ds ファイルをご自身の Zoho Creator
アカウントにインポートします。SMS Details フォーム内でレコードを追加することで、SMS 機能をテストすることができます。sendSMS 機能が問題なく動作することを確認できれば、この SMS アプリケーションをその他の Zoho Creator アプリケーションに組み込むことができます。つまり、ご自身のアカウント内のどのアプリケーションでも、sendSMS 関数を呼び出し、携帯番号とテキストメッセージを引数として渡すことがで、SMS送信が可能になります。

たとえば、Zoho Creator で作成したヘルプデスクアプリケーション内では、新規チケットが技術者に割り当てられるたびに、その技術者宛にSMS を送信するように設定することができます。sendSMS 関数は、Assign Technician(技術者の割り当て) フォームアクションの onLoad(新規レコード追加時)> onSuccess(完了時) にて設定し、to アドレスに技術者の携帯番号を引数として設定します。




この SMS アプリケーションサンプルは、あらゆるSMSプロバイダ用に修正して利用することが可能です。今回ご紹介した SMSアプリケーションを是非ご利用いただき、ご意見・ご感想をお寄せください!

■Zoho Creator サービスページ:http://zoho.jp/zoho-creator.html


なお、このブログは、米国本社(ZOHO Corporation)のZoho Blogsを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2009年8月19日投稿)は こちら(翻訳:ゾーホージャパン, 清水)

Comments are closed.