Zoho Reports では、最新のサービス更新によって、グラフにおいて動的フィルタが可能になりました。また、データ型としてURL(ハイパーリンク)をサポートしました。
グラフの動的フィルタ
たとえば、Zoho Reports 内に Adwords レポートデータベースを作成して、Google
Adwords
アカウントの様々なキャンペーンの値のがどのように変化するかを分析しているとします。マウンテンバイクを対象に3つのキャンペーン(ヨーロッパ、米国、
その他の国と地域)を行っているとしましょう。もし、ヨーロッパと米国のデータのみ表示したい場合には、グラフの凡例にマウスオーバして、不要なデータ
(その他の国)のチェックを外すことができます。
Zoho Reports では、指定したデータは非表示になり、残りのデータから動的にグラフが再生成されます。
非表示にしたデータを再度、表示したい場合には、凡例にチェックを入れるだけで元に戻ります。
複数のデータを非表示にすることも可能です。例えば、米国のデータのみを表示(ヨーロッパとその他のデータを非表示に)することができます。下図で凡例内で黄色にハイライトされたチェックボックスをクリックするだけです。
動的フィルタ機能は、ウェブアプリケーションやブログ内に組み込まれたグラフでも同様に利用できます。上図のグラフを、下記に組み込みました。凡例のチェックボックスをクリックして、動的フィルタ機能をどうぞ試してみてください。.
URL データ型
Zoho Reports は、データ型として URL (ハイパーリンク)
をサポートしました。列のデータ型を、URLとして設定することができ、アクセス可能なウェブURLアドレスをその列のデータとして保存できます。データ
を表示する際には、対象セルにマウスオーバした際に自動で URL の右横に表示される チェーン状のHTML
リンクアイコンをクリックすれば、新規ブラウザタブにて URL を開くことができます。
今回、ご紹介した新機能はいかがでしょうか。Zoho Reports があなたのビジネスデータの分析に役立つことを期待しています。
関連リンク
■Zoho Reports サービスページ: http://zoho.jp/service/zoho-db-reports.html
ご注意: Zoho Reports は、2009年4月現在、日本語化が未完了です。列(コラム)名等、一部、日本語を正しくご利用できませんので、ご了承ください。
なお、このブログは、本社(AdventNet Inc.)のZohoブログを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2009年5月20日投稿)はこちら(翻訳:清水)