こんにちは。アンテロープ・ワークの高橋です。
Zoho CRMは、欧米では一般的になっているSFA・CRMの考え方にもとづき、設計・構築させれています。
メジャーなクラウド型CRMと似た設計となっているため、それらのクラウド型CRMからのお引っ越しが現実的であり簡単です。
また、Zoho CRMは、中小企業やスモールビジネスのために企画・開発されているCRMです。弊社もそうでしたが、メジャーなクラウド型CRMからZoho CRMにお引っ越しすることで、カバーされる業務範囲はむしろ増え、年間利用料は75%も削減することができました。
今回は、他のクラウド型CRMからZoho CRMにお引っ越しする手順をご紹介したいと思います。
お引っ越しが簡単なケース
他のクラウド型CRMで利用しているオブジェクトが、以下のみであると、作業自体は1,2時間で終わるほど、お引っ越しはとても簡単です。
・リード
・取引先
・取引先責任者
・キャンペーン
・商談
・問合せ
・活動
・メモ
・添付ファイル
Zoho CRMの「他のCRMからの移行」の機能を利用してインポートしていくと、他のクラウド型CRMの各オブジェクトのIDによるオブジェクトの関連性をそのまま理解して、Zoho CRMにインポートできます。
つまり、Zoho CRMにインポートして、Zoho CRMのIDがついたオブジェクトをエクスポートして、EXCELでvlookup関数でZoho CRM IDを付与してあげて… といったような作業が不要なので、驚くほど簡単です。
詳しくは、こちらのヘルプを参照ください。
ちょっとした移行プログラムが必要になるケース
他のクラウド型CRMで商品、価格表、見積、などを利用していて、これらもZoho CRMにインポートしたい場合は、検討と移行用プログラムの用意が必要になります。
他のクラウド型CRMとZoho CRMで商品と価格表のデータの持ち方がちょっと違っています。特に、他のクラウド型CRMで複数通貨を利用している場合は、移行用データの加工が必要になってきます。
また、Zoho CRMには、見積書、請求書オブジェクトに一括インポートする標準機能が用意されていません。(2016年11月14日時点)
最後に
わたしたち、アンテロープ・ワークでは、他のクラウド型CRMからZoho CRMへの移行のお手伝いを行っています。
無料相談会も好評開催中ですので、ご活用ください。