前回までの記事では、日報についてご紹介してきました。日報に続いて日本のお客様からよく聞かれるのが名刺の扱いです。日報と名刺が2トップと言っても過言ではありません。
そこで、今回の記事からクラウド型SFA・CRMサービス「Zoho CRM」に名刺のデータを取り込む方法をご紹介したいと思います。なお、名刺データを取り込む方法は複数ありますので、方法ごとに回を分けてご紹介していきます。
■この記事を読むとわかること
- Zoho CRMに名刺データを取り込む方法
■この記事の読了時間(目安)
- 4分
■この記事を読むと解決できるお悩み
- 名刺データを手軽にデジタル化してCRMに取り込みたい
■Card Scannerアプリで名刺データをZoho CRMに取り込もう!
今回の記事では、iPhone/Androidのアプリを使う方法をご紹介します。その名も
「Card Scanner」(カード スキャナー)!
分かりやすくて良いですね。 利用の流れは以下です。
[準備]
- iPhone/Android携帯の端末を用意する。
- アプリのダウンロードページに移動する。
- アプリを購入&インストールする(現在の価格は500円前後です)。
アプリの画面はこのような感じです。メニューはまだ英語版のみですが、操作は簡単です。日本語の名刺を読み取ることも可能です(読み取りの精度は経験上7−8割という感じです)。
利用の流れは次のとおりです。
[利用]
- アプリを起動する。
- 名刺の写真を撮影する。
- 名刺データの読み取り結果を確認し、必要に応じて修正する。
- データをZohoに保存する。
保存すると、自動でZoho CRM内にデータが作成されます。
なお、取り込み先は見込み客か連絡先のどちらかから選べます。名刺の画像もアップロードされますので、詳細情報や名刺に書き込んだ情報等を確認するのに便利です。
モバイルで処理が完了しますので、出先で名刺交換をした際にもサッと名刺をデータ化することもできます。さらに、Zoho CRMにさえ取り込まれれば、あとはメモやタスク、予定を追加したり、商談を登録したりと、関連するデータを追加することも可能です。
取り込みの詳細な手順については以下のステップガイドをご参照ください。
ぜひご活用ください!
■参考情報
■おまけ
個人的な名刺管理には「Eight」がかなり便利です!(※当社のサービスではありません)上記のCard Scannerと似たような手順で、名刺の写真を撮ってアップロードするとデジタル化されて検索等もできます。CRMに取り込むことができないので主に個人利用になりますが、個人的な名刺管理にはかなり役立ちます。御参考まで!