前回の記事では、スキャナーを利用して一括で名刺をデジタル化し、Zoho CRMに取り込む方法をご紹介しました。
この方法を使うとたくさんの名刺を一気にデジタル化できるのですが、データの精度がスキャナーによる機械的な読み取りになってしまい、細かいところは自分で修正が必要なケースが出てきます…(^^;)
時間や手間が惜しいのでお金を払ってでももっと簡単にデジタル化してZoho CRMに取り込みたい!という声もお聞きします。
そこで、今回の記事では、名刺デジタル化サービスを利用して名刺データを手軽にデジタル化した上でZoho CRMに取り込む方法をご紹介します。
■この記事を読むとわかること
- 名刺デジタル化サービスを通じてZoho CRMに名刺データを取り込む方法
■この記事の読了時間(目安)
- 4分
■この記事を読むと解決できるお悩み
- 名刺データを高い精度で自分の手間と時間をかけずにデジタル化してCRMに取り込みたい
- 過去にたまった名刺データをCRMに一気に取り込んで活用したい
■スキャナー経由で名刺データをZoho CRMに取り込もう!
全体の流れは以下のとおりです。名刺をスキャンするところまでは、前回と同様の手順ですが、その後修正を自分でやらなくても良くなります。
- 名刺の読み取り
- 名刺デジタル化サービスに名刺画像をアップロード
- しばし待つ→デジタル化処理が完了!
- 内容をチェック(通常99%以上の精度でデジタル化されるサービスが多いので確認程度)
- 名刺デジタル化サービスからデータを取り出す(エクスポート)
- Zoho CRMに取り込む(インポート)
■メイシーを通じた名刺のデジタル化とZoho CRMへの取り込み
名刺をデジタル化できるサービスは複数ありますが、今回の記事では「メイシー」というサービスをご紹介します。
メイシーは、名刺のデジタル化と簡単な管理に特化していて手軽に使え、また、Zoho CRMに取り込みやすい形式でデータを取り出すことができる機能がついています。 利用料金は月額1980円+名刺のデジタル化料金(25円/1枚)です。
メイシーでは、名刺画像の入ったフォルダーごと一気に画像をアップロードできるツールが用意されています。そのツールを使うと、たくさんある名刺も一気に手軽にアップロードできます。
ツール側での処理を完了すると、名刺の画像がメイシーにすぐに取り込まれ、入力状況(デジタル化処理の状況)を確認できます。
その後、しばし待つと、メイシーで人力によって名刺がデジタル化されます。人力確認なので、精度はスキャナーの認識に比べると格段にあがります。ほぼ100%に近くなります。
あとは、デジタル化されたデータを取り出してZoho CRMに取り込めば、営業活動に活用できます。なお、メイシーには、Zoho CRMにとりこみやすい形式でデータを取り出す機能もあります。この機能を使えば、取り込み時の項目の関連付けも簡単にでき、さらに手間を省けます。
これまでにたまった名刺がある方や、これからの営業活動でどんどん名刺を獲得される方、ぜひこの機能をご活用ください!
■参考情報