中小企業がクラウド活用で成功するポイント

日本クラウドコンピューティング株式会社発行のメールマガジンで「中小企業がクラウド活用で成功するポイント」という連載が掲載されていました。中小企業向けのクラウドサービスである「Zoho」の活用を考える上でも参考になりますので、ご紹介します。

連載では、中小企業がクラウド活用で成功するポイントとして次の3点があげられています。
  1. 投資効果を明確にする
  2. 他部門のITシステムやクラウドサービスとの情報連携
  3. 定着化は経営者主導で!

1. 投資効果を明確にする
このポイントでは、クラウドサービスの単価に惑わされずにトータルのコストで導入の是非を判断することの重要性が述べられています。

クラウドサービスは単価が安いものが多く、パッと見料金があまりかからないように見えます。しかし、対象の業務範囲や期間を踏まえた上でトータルで考えると、作り込みのシステムと同じかそれ以上のコストがかかることもあります。一概に料金が安いからと導入を決めるのではなく、トータルでの費用対効果を見ていくことが重要です。


2. 他部門のITシステムやクラウドサービスとの情報連携
このポイントでは、導入対象の部門のことだけでなく、会社全体の業務の流れも踏まえた上で導入の是非を判断することの重要性が述べられています。

クラウドサービスは業務特化型のものが多く、特定の部門だけで導入されることも少なくありません。例えば、営業支援のクラウドサービスを入れる際は、導入に直接関係するのは営業部のみです。しかし、そのサービスから調達部門や経理部門が使っているシステムにデータが渡しやすい形になっていないと後で大変なことになります。全体最適化の視点を持ちながら導入を判断することが重要です。


3. 定着化は経営者主導で!
このポイントでは、経営者が強い意志を示し、定着を図ることの重要性が述べられています。

いくら良いシステムでも、使われなければ宝の持ち腐れです。しかもクラウドサービスの場合は、利用料金が継続的に発生します。ある会社では、導入された営業支援のクラウドサービスが定着せず、一部の人しか使っていないのに全員分の料金を払っており、年間500万円以上のコストが発生していました。こうした状況を避けるためにも「経営者自らが先頭に立って、従業員がクラウドサービスを使うことを定着化させることが必要」と述べられています。


3つのポイントについては以上です。