Zoho CRM事例:インストール型の顧客管理ソフトからクラウド型のZoho CRMに移行して、最新情報を誰でも利用できるように

今回ご紹介するのは、7年間使っていたインストール型のソフトウェアからクラウド型のZoho CRMに移行したソフトウェア開発会社のStartrade社の事例です。それではさっそく詳細を見ていきましょう。

紙と記憶での管理に限界…
2001年頃から、Startrade社のCEOであるLuis Gardolinski氏は、CRMのソリューションが必要だと考えていました。同社では、見込み客や顧客の情報を管理するのに、紙や営業担当者の記憶に頼っており、時間をかなり使っていました。

ソフトウェアを導入するも、特定のパソコンでしか使えず…
同社では、顧客管理の効率化のため、まず、パッケージ型のソフトウェア「Act」を7年間利用しました。

Actは便利でしたが、データは、Actがインストールされている特定のパソコンでしか利用できませんでした。営業担当者が顧客データベースのデータを取得するには、オフィスに戻って、Actがインストールされているパソコンからノートパソコンにデータをコピーする必要がありました。
また、各担当者が更新したデータを同期する必要がありました。最新のデータを確認するには、担当者全員がデータの入力と更新を完了する必要があるため、最新データの取得は最低でも1日遅れていました。また、担当者が外に出ている間、オフィスの方ではその時々の状況を把握することができませんでした。

7年間利用したソフトウェアから移行
Actを利用し始めた頃はまったく問題ありませんでしたが、最終的には、オンラインのソリューションが必要になってきました。Gardolinski氏は、営業プロセスに関して、それぞれの顧客の最新状況を把握したいと考えていました。また、商談完了までどのくらいかかるかといった情報を必要としていました。こうした情報はActでも確認できましたが、誰でもどこからでもアクセスして、常に最新情報を参照できるようにしておきたいと考えていました。

導入の決め手は顧客サービスのスピード
数年前、同社ではGoogle Appsの利用を開始しました。その時に、CRMのソリューションをいくつか試しました。比較していたCRMソリューションは、機能が多すぎたり、料金が高すぎたりするものばかりでした。最終的には、Zoho CRMを導入することを決定しました。導入の決め手となったのは、顧客サービスのスピードです。無料版でテストしている間に問い合わせを送ると、すぐに回答が返って来て問題も解決されました。

移行は大変、でも移行の機会を利用してデータを最新情報に更新
ただ、Actからデータを移行するのは思っていたよりも簡単なことではありませんでした。Gardolinski氏は、当時のことを振り返って、Act