クラウドコンピューティングが利用される理由

「語ることもできる。反対することもできる。美化することもけなすこともできる。でも、無視することだけはできない」(Appleの風変わりなコマーシャルより)。クラウドコンピューティングはもはやそれほど新しくありません。どのような業種・規模の企業にも広まっています。これまで、伝統的なデスクトップ型のソフトウェアが大勢を占めて来ましたが、その期間は長過ぎたと言って良いでしょう。幸いなことに、この状態は急速に変化しています。クラウドコンピューティングに変わってきています。

クラウドコンピューティングとは、インターネットを通じて提供されるソフトウェア、サービス、プラットフォームです。買い切りではなく必要な分だけ購入する形で利用できます。今では、さまざまな場面で用いられており、多数の企業にとって有力な選択肢となっています。

なぜ、インストール型のソフトウェアで満足していた企業がクラウドに移行しているのでしょうか?クラウドコンピューティングが採用される理由は何でしょうか?


多くの企業では、オフィスのあり方がこれまでとは変わってきています。クラウドコンピューティングは、比較的小規模な企業、特に、創業したばかりで、家で仕事をしたりオンラインで共同作業を進めるような企業にとって役立っています。

クラウドコンピューティングを利用すると、インターネットにつながりさえすれば、どのような端末からでも組織のデータにアクセスできます。さらに重要なメリットとして、同じデータが無駄にコピーされることがありません。データは一カ所に集約され、それぞれのユーザーはどこからでもそのデータにアクセスできます。何かあった時のためのバックアップは、サービスの側で自動的に行われます。

コストがかかるインフラの他、ソフトウェアのアップデートやメンテナンスは企業を悩ませています。伝統的なデスクトップ型のソフトウェアでは、ソフトウェア自体の料金よりも、それを他のサービスと連携させたりメンテナンスしたりするためのコストの方が高くつくという残念な話もよくあります。

対照的に、クラウドコンピューティングにおいては、ソフトウェアは自動的にアップデートされ、どのユーザーも最新のプラットフォームを利用することができます。アップデートに多額のお金を費やす必要がありません。

ここに興味深い調査結果があります。

「2020年までに、アメリカの大企業がクラウドコンピューティングを利用することにより、年当たり、123億ドル相当のエネルギー、2億バレル(570万台の車が1年間に必要とする量に相当)の石油に相当する二酸化炭素の削減できます。」

クラウドコンピューティングに移行する理由としては、オンラインでの共同作業、インフラストラクチャーからの解放、ソフトウェアのアップデートやメンテナンスの負荷の削減、環境保護など、さまざまなものがあります。ただし、どの理由をとってみても、デスクトップ型のソフトウェアでは太刀打ちできません。

さらに、ROI(投資収益率)やコストといった要因もあります。特に、スタートしたばかりの企業においては、お金がとても重要です。コストを削減できることは収益を得られることに等しい意味を持ちます。クラウドコンピューティングを利用すれば、これを実現でき、さらに、生産性も向上させられるのです。

これがクラウドコンピューティングが急速に利用されていっている理由なのです。

なお、このブログ記事は、米国本社(ZOHO Corp.)の  Zoho Blogsを翻訳・修正したものです。  
元の記事:  
Cloud computing and productivity revolution

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