iCloud:マイクロソフトが目指した姿

皆さん、iCloudの発表はご覧になりましたか?
ZOHOのCEO、シュリダー・ベンブもさっそくiCloudに関連するブログ記事を投稿しています。
今回はその記事の内容をご紹介します。以下、記事の内容です。


まず、もっともらしくiPodを無視しました。
そして、無知にもiPhoneを笑いました。
そして、ばかばかしくもiPadを無視しました。
ついに、iCloudです。
とうとう目を覚まさせられました。

(まあ、最後の行は完全にフィクションですが)

これは、マイクロソフトの株がかなり下がったことの証明です。株価だけのことを言っているのではありません。レイ・オジー氏が、「ソフトウェア+サービス」というマーケティングスローガンを使っていたことを、もはや誰も覚えていないこともです。

スティーブ・ジョブス氏が、iCloudを発表し、PCの時代の終わりを示しているのを見た時にこのスローガンのことを思い出しました。PCの時代の終わりと言っただけではないでしょう。親切にも「マック」も付け加えていましたが、丁寧な態度をとっていただけで、彼が考えていることを皆分かっていました。

もちろん、言うまでもなく、私達Zohoもクラウドにたくさんの端末がつながる時代を歓迎しています。Zohoでは、このために、これまで6年間ずっとサービス提供を続けて来たのです。

アップルにより、私達消費者は、どの端末からでもデータにアクセスできるようことを期待するようになり、ビジネスにおいても、同じような便利さをすべてのアプリケーションに期待するようになりました。

Zohoでは、Webアプリとネイティブアプリの両方を通じて、必要な時にZohoサービスにどこからでもどの端末からでもアクセスできるように開発を加速させています。ネイティブアプリをまったく前提としないプラットフォームは、「ソフトウェアのプラットフォーム」という言葉が意味するところと同じものと言えるでしょう。

iCloudはマイクロソフトの夢だったはずです。スティーブ・ジョブスが悪夢に変えてしまったことを除いてですが。以前、マイクロソフトはどのような分野でも代名詞となるような製品を持っていました。しかし、Office365はクラウドの代名詞にはなっていません。

むしろ、アップルのiCloudの発表によって多くの人がクラウドのことを知ったのです。もちろん、アップルは、ソフトウェア+サービスのようなたくさんのマーケティングのフレーズを踏まえ、もっと短くスマートなものに変えていましたが。

戦略的資産をたくさん持っている会社が、一見太刀打ちできなさそうな優位性を10年の間にどのように無駄にしていくかという点は、ビジネススクールのケーススタディーになって良いような題材でしょう。まだ学位取得を終えていないバルマー氏がこの点を体現して見せてくれたことに対して、スタンフォード大学のビジネススクールがMBAを与えてくれると良いんでしょうけど。


元の記事はこちら:   iCloud: It is Everything Microsoft Wanted to Be

PAGE TOP