4年ごとに大統領選挙が行われるアメリカですが、その中間年に実施されるのが中間選挙です。2010年の11月2日に実施されました。さて、その中間選挙のデー
タ管理にZoho Reportsが活用されたこと、ご存知ですか?活用してくださったのはDan Centinello氏。ミズーリ州の上院議員、Roy Blount氏の選挙事務所長代理を務めた方です。今日はそんな中間選挙中の戦略室の様子を取り上げます!
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Dan Centinello氏は、選挙当日のデータを分析・レポートするツールとして、Zohoサービスを活用してくださいました。400万以上もの選挙人データをすべてZoho Reportsに記録し、さらにこれらのデータを編集する際のアプリケーションをZoho Creatorで作成したそうです。
このアプリケーションでは、携帯からデータの登録ができるモバイル版も利用されました。
そして、これらのシステムを活用していたのは、なんと100人以上ものオペレーター。こんな大人数が同時にデータを見たり、編集したりしていたんですね!
Centinello氏のコメント
「今回のように前例がなく、大規模なオペレーションの最中には、予期せぬアクシデントがいつ起こるか分からない。だから前もって最悪の事態を想定しておいたし、他のオペレーション作業と整合性の取れない要素は全て見直したよ。でも、技術的な側面ではそんなことは言ってられない。この領域では決して間違いを起こすわけにはいかないんだ。何しろ、何百万というデータをシステム内に記録し、100人以上のオペレーターが常に更新作業を行うんだから
。システムトラブルなんかが起こったら致命的だよ。そんな大掛かりな作業を支えてくれるという確信を持てたのは、Zoho Reportsだけだったね。」
このようなコメントを下さったCentinello氏。以下は、彼が設置した戦略室の光景です。こんなにたくさんの人たちが、一度にZoho Reportsを使っていたんですね
なるほど、戦略室のプロジェクターには、Zoho Reportsを使って作成されたダッシュボードのライブ映像が映しだされています。地域ごとの様子や選挙人たちの動向を、こうやって把握できるようにしたんですね!
はい。そしてこれが、戦略室のプロジェクターに映し出された円グラフとユーザーフィルターの映像です。もちろん、Zoho Reportsで作成したものですよ
それにしても、戦略室は英語で”War Room”って呼ぶんですね。選挙はまさに戦い、ということなのでしょう・・・。
さて、選挙も無事に終わり、Zoho ReportsとZoho Creatorの見事な働きに満足したCentinello氏。今では他のZohoサービスも活用してくださっているようです(Zoho Projects、Zoho Discussionsなど)。どうもありがとうございます!
以上、アメリカ中間選挙におけるZohoサービスの活用例をご紹介しました。Centinello氏のように、丈夫でスケールの伸び代が大きなシステムをお探しの方、ぜひZoho ReportsとZoho Creatorを使ってみてください♪
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※当記事は、米国本社のブログ記事を翻訳・加筆修正したものです。元の記事がご覧になりたい方は、
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(訳・編集:Zoho事業 本田)
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