Zoho Creatorイベント特集-②東京大学との産学協同連携(その一)

昨年の秋から今年一月の終わりまで、東京大学でZoho Creatorを活用した講義が行われていました。これは、ゾーホージャパンとの産学協同連携の取り組みの下で実施された講義です。

なぜ東大とゾーホージャパンが?そしてなぜZoho Creator…?

ここで、こんな疑問が生まれたとしても無理はありません。一体どういう経緯で、何を意図して、そして具体的にどういう形でこの講義が進められたのか。今日はこれらの点についてご紹介したいと思います。(※あくまでも、ゾーホージャパン視点からの説明です。あらかじめご了承ください。)


産学協同連携…どういうこと?

去年発行されたゾーホージャパンのプレスリリースを読んで、なんとなくこの話題を知っている人もいるかと思います。しかし、プレスリリースの文面はやや硬いので、具体的なことをイメージしにくかったかも知れません。そんな人のためにも、以下で簡潔に「東大×ゾーホージャパン:産学協同連携」の概要についてご説明します。

まず、東京大学の組織として、「東京大学工学研究科 工学教育推進機構」という機構があります。この機構は、日本の将来を担うリーダー人材を育成する、という目的を持っています。ただし、「工学教育推進機構」という名称からも分かる通り、真の目的は単にリーダーシップを発揮できる人材の育成にとどまりません。あくまでも「国際的な視点から、多様な問題解決を担っていける高度技術者・研究者」としてのリーダー人材を育成していく機関なのです。というのも、現代の工学において、このような人材が求められているから。「現状を見据えた上での、高い志」という事なのですね!

以下、CIEE工学教育推進機構ホームページからの引用(現代工学が直面する状況)です。​

(1)工学の拡大、専門の深化
(2)地球規模での複雑で多様な問題の顕現化
(3)グローバリゼーションの進展


なるほど、今回の産学協同連携が実施された背景に、そういう機構があったんだなぁ…。と、ここまで分かったところで、次に注目すべきは具体的な育成プログラムの存在です。上記のような目的を遂行するため、工学教育推進機構では、「創造的ものづくりプロジェクト」(工学部用)、および「創造性工学プロジェクト」(工学研究科用)​という​講義を実施しています。しかし、これはあくまでも、複数あるサブプロジェクトの総称。つまり、これら大枠としてのプロジェクト内に、「ロボットプロジェクト」「国際活動体験プロジェクト」「工学理解促進プロジェクト」などのサブプロジェクトが存在し、学生さん達は関心のある分野を選んで受講する、という形式をとっています。

さてさて、その中に「クラウドコンピューティング・プロジェクト」というサブプロジェクトがありました。

ん、クラウド…?

はい。ここでゾーホーと関係する言葉が出てきましたねクラウドベンダーの先駆者として、既に米国史上では広く認知されているZohoサービス。まさに「クラウドコンピューティング」と名のつくプロジェクトに関わるにはうってつけです。

また、ZOHO Corp.の本社は米国にあり、開発センターはインドのチェンナイに立地。そこで働くのは1300人ものインド人エンジニア。そして日本ユーザー様へのサービス提供はゾーホージャパンが受け持っている。こんな背景も持ち合わせています。この点、国際性を重視する工学教育推進機構の目的に協力できそうですね…。

ということで、この「クラウドコンピューティング・プロジェクト」と、ゾーホージャパンはとても親和性が高かったのです。

以上のような経緯から、このたびの産学協同連携が動き始めました。このとき、ゾーホージャパン側では、適切なZohoサービスを教材として提示すること、およびインドの開発センターから​責任者を呼び寄せ、講義最終日にディスカッションの場を設けることを約束しました。

とまぁ、簡単な概要だけですが、納得していただけたら幸いです。

では次に、どうしてZoho Creatorが選ばれたかについてご説明します。​…と進みたいところなのですが、​長くなりそうなので今日はここまで。
続きは次回の投稿に載せます。どうもありがとうございました


「クラウドコンピューティング・プロジェクト」講義風景
写真中央(講義担当:美馬秀樹教授)、左右(受講していた学生さん達)

【関連URL】

【前回記事】

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