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梅の巻(一)
中級編。Zoho CRMを使いこなすためのヒントが満載。
Zoho CRMのプロフェッショナルプランの機能もちょっと出てきます。
※基礎をしっかり押さえたい人には、『若葉の巻』という初級編もあるらしい。
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舞台はエド時代の大江戸町。
呉服屋ぞうほうで働くお両さんが、ひょんなことからZoho CRMと出会い、今ではかなり使いこなしています。
※「何で江戸?」「どいうしてよりにもよって呉服屋?」という疑問は、あまり持たない方がいいらしい..
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(お両)
呉服屋ぞうほうの奉公人。Zoho CRMの活用により、自分の雑務をどんどん減らしている。
仕事が早く終わると「梵天の湯」という温泉に出かけるらしい。
(清衛門)
呉服屋ぞうほうの店主。ITに苦手意識を持っていたが、お両の指南でZoho CRMを覚えた。
Zoho CRMを使って松ノ介の縁談管理をしているらしい。
(松ノ介)
呉服屋ぞうほうの番頭。 最初は反対していたZoho CRMだが、今では愛着を持っている。
お両が何かに熱中すると、店の片づけなどを全部任される。
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【ある日の夕刻。梵天の湯にて。】
お両:(ゴクゴク…)ぷはーっ。やはりお風呂上がりに飲む牛乳は最高です。これぞ温泉の醍醐味というもの..
女将:お両さん、今日もいい飲みっぷりだね。空き瓶はそこの箱に入れといておくれ。後で一括で持っていくよ。
お両:一括ですか。それは、効率が良さそうですね。では、ここに入れておきます。
女将:そうさね、一括はいいねぇ。効率がいいよぅ、まったく!
お両:
……
【翌朝。呉服屋ぞうほうの店内。】
清衛門:お両や。今日もなんだかZoho CRMに夢中じゃの。
お両:だんさん。私は効率を重視することにしました。今まで一人一人に送信していた「呉服屋ぞうほう瓦版」を一括でメール送信します。
清衛門:なに、一喝で送信とな…!すごいのぅ。
お両:(…確か、Zoho CRMには、「一括メール送信」という機能があったはず。)
(今回は、「見込み客」宛に一括メールを送るので、まずは「見込み客」タブをクリック..
)
お両:(すると右横に、「
見込み客ツール
」というボタンがあるので、そこから「
見込み客への一括メール送信
」というリンクをクリック。
)
※タブ名を「メルマガ登録者」などと変更している場合は、「メルマガ登録者ツール」のようにボタンやリンクの名前も変更されるので、注意しよう!
お両:(次のページでは、「
メールテンプレート
(メールの内容)」と「
データ
(メールの送信先)」を選択できるようになっているのね。
まずは、メールテンプレートを作成しよう。
)
お両:(メールテンプレートの作成方法は、「件名」を入力したり、「本文」を入力したり、基本的に普通のメール作成と同じね…)
※ちなみに、作成したメールテンプレートは、「設定」画面の「テンプレート」>「メールテンプレートフォルダー」から編集したり削除したりできる。
お両:(テンプレートを保存したら、さっきの画面に戻るので、出来たてホヤホヤのテンプレートを選択して…)
お両:(次は、「
データ選択
」画面へ…)
お両:(「
カスタムビューの条件
」を選択…)
お両:(「見込み客」全員に送信したいから、「全ての見込み客」というビューを選択しよう。)
お両:(あとは、メールを送信したいデータにチェックを入れて、「送信」をクリックするだけ。)
お両:(やった。出来た!)
お両:(最近、瓦版の送信先が増えたせいで、配信する気が無くなっていたけど、これなら出来そう…)
お両さんの豆知識
今回利用した「一括メール送信」機能は、「プロフェッショナル/エンタープライズ」プランで使える機能です。
お両さんは、一括メール送信機能を使うために、ちゃっかりと「
Zoho CRMの試用版
」を利用したらしい。
[お詫びと訂正] 現在、試用版の利用範囲には、「一括メール送信機能」が含まれておりません。ご迷惑をお掛け致します。試用版にすると、Zoho CRMの好きなプランが2週間無料で使えます。試用期間が過ぎると、自動的に無料プランへとダウングレードされるので、そのままにしていても「課金される」などの心配はありません。
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【後日談】
清衛門:おや?おかしいのぅ…。お両、お両や。
お両:何ですか、だんさん?
清衛門:お両や、Zoho CRMの「一括メール送信機能」を使っていたのじゃが、「100件中100件にメールが送信された」というメッセージが出てきたのじゃ。
お両:それが何か?
清衛門:わしが選択した「ビュー」には132件のデータが入っておるはずじゃ。100件では算段が合わんのじゃ。
お両:そうですか。それは、一度に表示されるデータ件数が100件までだからです。今、画面上に表示されているのが、残りの32件ですね。
清衛門:
ほぅ。なるほどの。(カチカチッ…ポチッ。)おぉ、出来たようじゃ。
お両:それにしても、だんさん。今日はもう132件も送信してしまったのですね…。Zoho CRMは「迷惑メール」などに利用されないよう、1日の送信件数が250件までと指定されているのです。私の瓦版は、明日送信した方が良さそうですね…。
清衛門:そうか、お両。すまんかった。
お両:ところで、だんさん。何を送信していたのですか?
清衛門:これじゃよ。
お両:もしかして、このメールを「見込み嫁
一覧ビュー
」に登録されているお客さま宛に送信したのですか?
清衛門:いかにも。
お両:なるほど。それで、「送信先」に表示されているお客さまが女性ばかりだったのですね…。
清衛門:その通りじゃ。
お両:(使い方はスマートだけど、このメール文では、ただの迷惑メールに見えるわ。大丈夫かしら…)
ということで、呉服屋ぞうほうでは「一括メール送信」機能の活用を本格的に検討しはじめたようです。
しかし、この事が後ほど、呉服屋ぞうほうに思いもよらぬ波乱を引き起こすのです…!
◆「Zoho CRMにさっそくユーザー登録してみたいなぁ」という方は、下のボタンから

「Zoho フォーラムってなんじゃ?」という方は、
こちらのページ
より
活用方法を確認してみてね☆
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◆Zoho CRMの試用版は、サービス画面右上のリンクより利用を開始できます。
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【大江戸ぞうほう CRM物語:もくじ】
◆若葉の巻
(一)
お両さん、ITに挑戦。「お客さまのリストを上手に管理したい」
(二)
お両さんがハマった。「呉服屋にぴったりのCRMにカスタマイズしたい」
(三)
お両さんの工夫。「お客さまを”好み”によって分類したい」
(四)
お両さん、スランプ?「Zoho CRMの色を変更してみよう」
(五)
お両さん、ITに目覚めた!「Webサイトに登録フォームを埋め込みたい」
◆梅の巻
(一)お両さん、効率を重視する。「瓦版を一括配信したい」
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