具体的には次のような方法があります。
- PCや携帯から、オンライン HTML フォームを利用してデータを追加する
- メールを利用して、レコードを追加する
- Excel ファイルをインポートすることによって、レコードを追加する
- Deluge(デリュージ) スクリプトを実行することで、レコードを追加する
- Zoho Creator API を利用して、レコードを追加する
1. オンライン HTML フォームを利用して、レコードを追加する
Zoho Creator では、ドラッグ&ドロップ操作の Web フォームビルダー を利用して、HTML フォームを自由にすばやく簡単に作成することができます。
PCや携帯のブラウザから、インターネット上のオンライン HTML フォームにアクセスできます。
これらのHTML フォームを通して送信されたデータは、直接データベースに追加されます。
下図は、Zoho Creator で作成したHTML フォームのサンプルです。
フォーム内の各フィールドの初期配置が気に入らない場合には、 Zoho Creator Client API (クライアントAPI) を利用してカスタマイズすることも可能です。
Client API を利用すれば、組み込み先のウェブサイトに合わせて、HTML フォームの外観をフィールドレベルでカスタマイズすることができます。フォーム内の各フィールドを、それぞれ個別に自由な配置にカスタマイズできます。
2. メールを利用して、レコードを追加する
Zoho Creator 内の各フォームは、それぞれ個別のメールアドレスを持ちます。
このメールアドレス宛にメールを送信することによって、データを登録することが可能です。
Zoho Creator では、メールを経由して10分毎にフォームの更新をチェックします。
メールで送信されたデータは、データベースに直接追加されます。
詳細については、ヘルプ をご参照ください。
3. Excel ファイルのインポートによって、レコードを追加する
.XLS ファイルからオンラインデータベースアプリケーションを作成したい場合には、これらのファイル内のデータをコピー&ペーストで、フォームとデータベースをもつアプリケーションを直接作成することができます。
CSV ファイル (.csv) やタブ区切りのデータ (.tsv) は、その他のファイル形式に保存され、これを利用してデータを含むアプリケーションを作成することができます。
詳細については、ヘルプ をご参照ください。
また、既存アプリケーションへ .xls /.csv /.tsv ファイルのデータをインポートすることで、新しいレコードを追加することも可能です。
詳細については、ヘルプ をご参照ください。
4. Deluge Script を利用して、レコードを追加する
Zoho Creator では、ウェブフォームに柔軟に 動的なデータを追加 することができます。これは、Deluge スクリプトを利用することで実現できます。
add record という Deluge タスクを利用すれば、フォームに対して、入力された値や動的な値を含むレコードを追加できます。この場合、レコードの追加は、フォームのアクションやフィールドのアクションや関数が誘因となって実行されます。
たとえば、フォームデータの送信時やフィールド値の更新時、またはユーザ定義の関数によって、スクリプトを実行することが出来ます。
add record の Deluge タスクの使用例を、下記にいくつかご紹介します。
- メインテーブル内の別のステートレスフォームから登録されたデータを追加する。詳細は、Stateless forms(英語) をご参照ください。
- ビュー内で、カスタムアクションを実行することで詳細は、フォームにレコードを追加する。Tips & Tricks(英語) をご参照ください。
5. Zoho Creator API を利用して、レコードを追加する
Zoho Creator – RPC Web API を利用すれば、HTTP POST メソッドを使って、クライアントアプリケーション から Zoho Creator フォームにレコードを追加することができます。
複数のレコードを複数のアプリケーションの複数のフォームに同時に追加することができます。
postURL というDeluge タスク を使っても、Zoho Creator API を利用して、別の Zoho Creator アプリケーションに新規レコードを追加することができます。 POST URL タスクと Zoho Creator XML RPC API との活用法に関する詳細は、 Add Record using API(英語)をご参照ください。