強力なレポート機能と分析機能を合わせ持つ、Zoho DB & Reports の機能を Zoho Creator へ統合することは、ユーザ様より大変多くのご要望をいただいていた機能の一つでした。
このたび、この大いなる目標への第一歩を実現したことを、ここにご紹介したいと思います。
Zoho DB & Reports では、サイトURLからの 定期的なCSVファイルのインポート 機能があります。
この機能を利用すれば、Zoho DB & Reports において、定期的に接続可能なあらゆるサイトURLからCSV形式データを取得することができます。
自身のサイトにて新しいデータを公開する際や、サイト上で定期的な更新データがある場合に、Zoho DB & Reports 上でその更新データを取得して、レポート作成やデータ分析を行うのに大いに役立ちます。
これまでは、データを更新するたびに、Zoho DB & Reports へ手動でデータをインポートする必要がありました。
今では定期インポート機能を設定するだけで、Zoho DB & Reports によって自動でデータを取得できるのです。
このたびご紹介するサービス間の統合では、Zoho DB & Reports のこの機能を利用して、Zoho Creator のアプリケーションから定期的に更新データを取得し、Zoho DB & Reports で利用することが可能です。
最新データは Zoho DB & Reports 上で利用可能となり、それらのデータを利用してあらゆる種類の強力なレポートを作成することができます。
その上、Zoho Creator 3.0の HTML Page view 機能を利用すれば、Zoho DB & Reports を利用して作成されたレポートを Zoho Creator のアプリケーション内に再び組み込みことも可能です。
次のスライドでは、Zoho Creator から Zoho DB & Reports へのデータの定期インポートの方法をご紹介しています:
ご紹介した機能を是非お試しになり、ご意見・ご感想をお寄せ下さい。
本日ご紹介した機能は、Zoho Creator で Zoho DB & Reports の強力なレポート機能を利用するためのほんの「第一歩」です。
このようなプロセスをより簡略化するために、今後もさらなる開発を続けて参ります。
Zoho DB & Reports のレポート作成機能を、Zoho Creator にてGUI レベルで利用可能にする統合も現在、開発中です。
今後の機能向上にどうぞご期待ください!
注記:Zoho DB & Reports は、現在のところ日本語は未対応です。ご了承ください。
なお、このブログは、本社(AdventNet Inc.)のZohoブログを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2008年10月9日投稿)はこちら (翻訳:清水)