Zoho Creator: 機能ベースの URL

すべて | May 2, 2009 | 1 min read
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先日の Zoho Creator の URL 構造 の記事にて、デフォルトURLの構造をご紹介しました。これにより、Zoho Creator アプリケーション内のフォームやビューやレポートにすばやくアクセスできるようになります。
さらにここでは、Zoho Creator のフォームやビューの高度な URL 構造について下記にご紹介します。

1. フォーム内のフィールドに初期値を設定する

フォームの URL に追加パラメータを渡すことで、フォーム内のフィールドの初期値を設定することができます。
例えば、ttp://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#Form:Employee で Employee ID フィールドの値を自動で読み込むためには、URL に初期値としてクエリ文字列(Employee_ID=1234) を渡します。ここで、Employee_ID は対象フィールドのスクリプト名です。

クエリ文字列を含むフォームURL は、次のようになります。
http://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#Form:Employee?Employee_ID=1234


2. URL 内にレコードID を渡して個々のレコードを編集する

レコードID を利用して個々のレコードを表示/編集するための URL は、次のとおりです。このURLでは、Zoho Creator フォームを編集モードで表示します。

http://creator.zoho.com/<Zoho ユーザ名>/<アプリケーションのリンク名>/#Form:<フォームのリンク名>?recLinkID=<レコードID>&viewLinkName=<ビューのリンク名>

詳細は、ヘルプドキュメントの Editing Records via Record ID(英語) をご参照ください。


3. ビューに基準を設定する

ビューの基準は、ビューのURL にクエリ文字列の一部として渡すことができます。URL 内に 「&」を追加することで、複数の基準を指定することができます。

=” (イコール) 演算子 を利用した基準を設定するためのURL フォーマットは、次のとおりです。

http://creator.zoho.com/<Zoho
ユーザ名>/<アプリケーションのリンク名>/#View:<ビューのリンク名>/<フィールド名1>=&
lt;フィールド名1の値> &<フィールド名2>=<フィールド名2 の値>

ここで、フィールド名1フィールド名2 は、フォーム内のフィールドのDeluge(デリュージ)スクリプト名です。URL内に「&」を追加することで、複数の基準を指定します。

例: 

ビュー http://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#View:Employee_View では、Employee ビュー内の全てのレコードが一覧されています。
ここで、Name(名前) EQUAL(イコール)s Henry 、かつ、Employee ID EQUALs 1234 という基準に当てはまるレコードのみを表示するには、フィールド名とその値をクエリ文字列として渡します。

この場合の URL は、次のようになります。
http://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#View:Employee_View?Name=Henry&Employee_ID=1234

=” (イコール) 以外の演算子 を利用した基準を設定するための URL フォーマットは、次のとおりです。 

http://creator.zoho.com/<Zoho
ユーザ名>/<アプリケーションリンク名>/#View:<ビューリンク名>/<フィールド名1>=<
フィールド名1 の値> &<フィールド名2>=<フィールド名2
の値>&<フィールド名1_op>=<定数>&<フィールド名2_op>=<定数&
gt;

 ここで、

フィールド名1フィールド名2 は、フォーム内のフィールドの Deluge(デリュージ)スクリプト名です。
フィールド名1_opフィールド名2_op は演算子のパラメータ名です。(演算子の付いたフィールド名)
定数 は、各演算子へ割り当てられた値です。全演算子とその定数の一覧は、 をご参照ください。
 

例 1:

ビュー http://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#View:Employee_View では、Employee ビュー内の全レコードが一覧されています。Employee ID GREATER_THAN (は、次の値より大きい)1235 の条件にあてはまるレコードのみを表示するためには、フィールド名、値、演算子のパラメータ名とその値をクエリ文字列として渡します。Employee_ID のパラメータ名が Employee_ID_opGREATER_THAN への演算子が 21 です。

この場合の URL は、次のようになります。
http://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#View:Employee_View?Employee_ID=1235&Employee_ID_op=21

例 2:

EmailID ENDS_WITH(は、次の値で終わる) zoho.com Roles CONTAINS(は、次の値を含む) Supports の条件に当てはまるレコードを表示するための URL は、

http://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#View:Employee_View?EmailID=zoho.com&EmailID_op=25&Roles=Support&Roles_op=26


注意:

EMPTY, NOT_EMPTY, YESTERDAY, TODAY, NEXT_YEAR, TRUE, FALSE, などの演算子には、基準値を指定する必要はありません。例えば、下記の URL は、 “Date of Joining(入社日)” が “CURRENT_YEAR(今年)“であるという条件の”Employee_View” からレコードを表示します。

http://creator.zoho.com/zchelp/employee-manager/#View:Employee_View?Date_of_Joining_op=52



■Zoho Creator サービスページ:http://zoho.jp/zoho-creator.html



なお、このブログは、本社(AdventNet Inc.)のZohoブログを翻訳・加筆したものです。
元の
記事(2009年4月30日投稿)はこちら(翻訳:清水)

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