今年の2月にZoho CRMがZohoシングルサインオンシステム(SSO)に加わった後、Zoho CRMは他のZohoサービスとの連携を急速に進めていきました。この半年以内に、さまざまなZohoサービスと連携したので、こちらで一挙にご紹介します。
■ Google やYahooアカウントを利用したログイン
Zoho CRMがZohoシングルサインオンシステムに加わったことにより、ほかのZohoサービスと同様、GoogleやYahooアカウントでも利用できるようになりました。
■Zoho CRM と Zoho Mail の連携
こちらは、Zoho CRMで一番リクエストの多かった機能です。先月、Zoho CRMとZoho Mailを連携し、今までにないメールサービスとCRMサービスを提供しています!
Zoho
Mailをよく利用するユーザであれば、Zoho
Mailから直接連絡先を追加することができますし、関連するタスクも同時に追加することが可能です。もし、Zoho
CRMをよく利用するユーザであれば、Zoho CRM内でZoho Mailを開くことができます。(こちらは、次の回で詳しくご紹介します!)
この機能連携によりさらに便利になったのは、登録している連絡先の方とのメールのやり取りを、連絡先の詳細で閲覧することができることです!Zoho Mail同様、スレッド形式で閲覧することができるので、メール検索の手間が省けます
■Zoho CRM と Zoho Meeting の連携
こちらは、単純な機能ですが、両方のZohoサービスユーザにとって、とても便利な連携です!
Zoho CRMから連絡先/リードを開き、表示されている「オンライン会議」アイコンをクリックするだけで、Zoho Meetingの招待状が送付されます。そのままZoho Meetingを開始すると、オンラインWeb会議を始めることができます。 (Zoho Meetingの詳細はこちら)
■Zoho CRM とZoho Invoice の連携
Zoho CRMに顧客情報が入っていて、Zoho Invoiceで見積書や請求書を作成したい場合は、Zoho CRMの連絡先をZoho Invoiceにインポートする機能が便利です。
Zoho Invoiceの「顧客」タブをクリックすると、左メニューに「顧客データのインポート>Zoho CRM」という項目があるので、そちらから「同期する」を選択するだけです! Zoho CRMに登録されている連絡先の情報と同期を取ることができます。
☆Zoho InvoiceとZoho CRM連携の初期設定方法はこちら(英語)
■Zoho CRM と Zoho Sheet の連携
Zoho CRM上での編集など、アプリケーションから編集する作業は表計算シートで編集するより、手間がかかりますよね。Zoho CRMとZoho Sheet の連携により、CRM内でのデータ編集作業がとても楽々に行うことができます。
Zoho CRM内の右上にある「Zoho
Sheetビュー」を利用して、CRM内のデータを表計算シート形式で編集してみましょう。データの追加や修正、削除などを行った後、左上にある保存アイ
コン(フロッピーマーク)をクリックして、Zoho Sheetビューを閉じます。Zoho
CRMに戻り、リフレッシュすると、編集内容が反映されます!
※Zoho Sheetビューで編集できるのは、ビューで閲覧している項目のみです。項目を変更したい場合は、ビュー名の横にある、「編集」から、表示項目の調整を行ってください。
※Zoho Sheetビューで表示される1行目(項目名:英語)と、ID列(数字列)はデータ保護のため必要な項目ですので、変更/削除してはいけません!
また、SSO(シングルサインオン)とは関係ないですが、上記以外にもZoho CRMはさまざまなアプリケーションとの連携を進めてきましたので、紹介します。
- Outlook プラグイン :OutlookとZoho CRMのデータを同期するためのプラグイン
- Office プラグイン :Zoho CRMのデータをドキュメントに差し込むためのプラグイン
Zoho CRMチームは、積極的にサービスの機能向上に努め、他のZohoサービスとの連携に力を入れています!もし、ご要望の連携などがありましたら、ご意見・ご感想お待ちしております。
なお、このブログは、本社(ZOHO Corporation)のZoho Blogsを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2009年8月14日投稿)はこちら(翻訳:平良)
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