オンラインフォーラム「Zoho Discussions(ゾーホーディスカッション)」の主な利用方法の1つに、
顧客サポートがあります。実際、当社でもそれを意識してサービスを構成しています。顧客サポートには、さまざまな種類があります。Zoho
Discussions
は、「セルフサービス&コミュニティ主導」の顧客サポートをテーマにしています。顧客自身が、サポートフォーラムを通して、お互いに助け合うことを理想と
しています。これには、十分な理由があります。それは、このサポート方法が、企業にとってより経済的であるということだけではありません。たとえば、同じような状況の実在の顧客からより良い回答を得られるというように、顧客にとってもよりよいサポートを経験することができます。
先日、サービスの新機能によって、Zoho Discussions にて運営されるオンライン顧客サポートフォーラムを改善したことをご紹介しました。また、当社自身でも、Zoho Discussions を社内フォーラムとして大規模に利用しており、さらに、Zohoサービスのユーザフォーラム(日本語:http://discussions.zoho.com/user-forums-jp 、英語:http://forums.zoho.com)としても活用しています。ここで、この大変有用なオンラインフォーラムサービスの便利な機能を、皆様にご紹介いたします。
トピックのステータス
ト
ピックのステータスは、基本的には、各議題がどのような「状態」にあるかを示すものです。各議題のカテゴリによって、ステータスのリストが用意されてお
り、議題の状態に合わせて選択できます。たとえば、誰かが「問題」を投稿した際には、トピックのステータスとして考えられるのは、「実行済み」/「問題なし」/「詳細情報が必要」/「対応中」/「次善策の提案済み」などです。一方で、誰かが「質問」を投稿した際には、トピックのステータスは、「対応中」/「回答済み」/「詳細情報が必要」になります。
フィルター
も
ちろん、ステータスの設定だけではありません。トピックのステータスによって検索することができれば、さらに便利ですね。そのために、フィルター機能を用
意しました。フィルター機能によって、フォーラムの訪問者は、関連のあるトピックを簡単に特定することができます。たとえば、アナウンス投稿だけを参照し
たり、進行中のアイデアだけを確認したりといったサービス利用が可能です。
SEO フレンドリーな URL (英語の場合)
そのほかの最近の変更には、トピックに対して、SEO フレンドリーな URL を自動設定できる機能です。
ディスカッションフォーラムには、有益な情報を大量に保管することができます。ユーザがあらゆる検索エンジンによって情報を容易に検索できることは、運用をする側にとって非常に重要です。 これを実現するために Zoho Discussions では、ユーザフレンドリーで SEO フレンドリーな URL をサポートします。たとえば、
以前は、次のような暗号化した URL を利用していましたが、
https://forums.zoho.com/#Topic/2266000000821113
今後は、次のような URL を各トピックに自動設定します。
https://forums.zoho.com/topic/backup-a-project-to-your-local-hard-drive
どうですか?非常にわかりやすいし、検索エンジンに対しても点数を稼ぐことができます。
活動状況グラフ (ボーナス機能です!)
そして最後に、顧客サポートフォーラムに限らず、この新機能をご紹介したく思っていました。フォーラムに追加することができる、新しいウィジェットのご紹介です。このウィジェットでは、活動状況のグラフを表示することができます。投稿や回答などのフォーラムの活動状況を、毎日/毎週のビューで確認することができます。
これらの新機能が、オンラインサポートフォーラム の運用に役立つことを期待しています。また、既にアナウンスがあったとおり、オープンソースプロジェクト 関係者の方には、素敵な待遇をご用意しています。ご連絡ください!
■Zoho Discussions サービスページ: http://zoho.jp/zoho-discussions.html
なお、このブログは、米国本社(ZOHO Corp.)のZoho Blogsを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2010年1月29日投稿)はこちら(翻訳:ゾーホージャパン, 清水)