ご存知のように、便利な オンラインレポート作成 & ビジネスインテリジェンスサービス である、「Zoho Reports」 では、作成したレポートやテーブルを同僚や顧客に共有することができます。
作成したデータをオンラインで共有することによって、複数人による共同でのデータ編集が容易になります。
Zoho Reports では、さらに詳細な権限設定での共有が可能になりました。レポートやテーブルを共有する際に、共有ユーザが共有データに対して許可する操作を設定することができます。具体的な例で、ご紹介いたします。
下記のサンプルは、数年間の米国のGDPデータのグラフです。現在と2000暦年連鎖価格での2つのデータ推移を表しています。このグラフを共有するには、Share(共有) -> Share this View to New Users(このビューを新規ユーザに共有する)をクリックします。
表示されたダイアログボックスにて、共有したい相手のメールアドレスを入力します。
ここからが新機能です。ダイアログ内の2つ目の Permissions(権限) タブにて、共有したレポート上で、共有ユーザに許可する操作を指定することができます。例えば、レポートデータのエクスポートや基礎データの表示、編集権限などについてです。
同様に、テーブルの共有時にも権限設定が可能です。例えば、テーブルデータのエクスポートや、 レコードの追加や修正等のテーブルデータの修正に関してです。.
複数のテーブルやレポートを共有したい場合には、Explorer(エクスプローラ) ビュー内の共有オプションから設定できます。 共有したいテーブルやレポートを選択し、Share(共有) -> Share this View to New Users(このビューを新規ユーザに共有する)をクリックし、共有ユーザの権限を設定します。
ここでは、共有ユーザ宛に共有通知メールを送信するかどうかも、自由に設定可能です。
同様に、データベースグループ内での共有時にも、詳細な権限設定による共有が可能です。データベースグループは、複数のメールアドレスを指定することで自
由に定義できます。このグループ内での共有機能は、レポートやテーブルを複数のユーザに共有する際に、毎回、全員のメールアドレスを指定する必要がないの
で、大変便利です。
今回ご紹介した、きめ細やかな権限設定による共有機能を、是非、お試しください!ご意見・ご感想をお待ちしております。
関連リンク
■Zoho Reports サービスページ: http://reports.zoho.com/
ご注意: Zoho Reports は、2009年6月現在、日本語化は未完了です。一部、列(コラム)名など、日本語を正しく扱えない場合がありますので、ご了承ください。
なお、このブログは、本社(AdventNet Inc.)のZohoブログを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2009年6月1日投稿)はこちら(翻訳:清水)