ピボットテーブルやピボット機能は、ビジネス上のデータ分析に非常に便利です。Zoho Reports では、このピボット機能をさらに強化しました。
主な特徴は、次のとおりです。
- 複数のデータ/カラム(列)の追加 – データの比較分析に便利です!
- カラム(列)レベルでのソート(並び替え)機能
- ピボット内で、データポイントの元データ表示
それでは、詳細をご紹介します。
複数データ/カラム(列)の追加
ピボットテーブルでは、グリッド内に、マトリックスビューまたはクロス集計で知られる縦カラム横カラムの両方で、集計データで強力なビューを作成できます。 これまでは、下記の図のように、Zoho Reportsでは 単一のデータカラムのピボット しか描画できませんでした。
機
能強化した Zoho Reports
では、複数のデータコラムのピボッドテーブルを作成することができます。これは、データの比較分析に最適です。さらに、グループ化した複数カラムレベルを
追加することもできます。下図は、異なる地域に対する年間の(複数カラム)、売上と利益の数値(複数のデータ)を示しています。
カラム(列)上のデータのソート(並び替え)
進化した Zoho Reports では、どのカラムに対してもデータのソートができます。カラム上で右クリックし、適切なソートオプションを適用してください。
元となるデータの表示
ピ
ボットテーブルやマトリックステーブルにおいて、各セルが何を表しているかという詳細を知りたいことでしょう。下記の例では、「Office
Chairs」を買った人や日時や数量などを知ることができると便利です。ピボットテーブルル内の関連データポイントをクリックすれば、元となったデータ
を表示できます。
ピボットテーブルのサンプルは、下記に組み込んでいます。(ピボットへのアクセスURL はこちら)
ご紹介した機能強化によって、データの分析や活用を行う際に、Zoho Reports のピボットテーブルがさらに便利であることをお分かりいただけたことと思います。
Zoho Reports にて、この強化されたピボットテーブル機能を是非お試しになり、ご意見ご感想をいただければ幸いです。
■Zoho Reports サービスページ: http://reports.zoho.com/
なお、このブログは、本社(AdventNet Inc.)のZohoブログを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2009年3月3日投稿)はこちら (翻訳:清水)