先月4月末に追加された、Zoho Sheet の新しい機能(マクロ・ピボットテーブル他多数!(英語))は、もうご利用になりましたか?
この更新で、15以上の新しい機能を追加しました。
そのうち、ビジネスにとって際立つ、2つの主要な機能である「マクロ」と「ピボットテーブル」を、ここにご紹介します。
次のビデオでは、これら2つの機能を簡単にご紹介しています。
■マクロ機能:
Zoho Sheet が、MS Excel で利用されている「Visual Basic マクロ」をサポートしました。
これは、Zoho Sheet の重要な課題の1つでした。というのも、MS Excel 以外で、VB マクロをサポートする唯一の表計算アプリケーションになれるからです。
今回のマクロ機能の追加にあたって、Visual Basic では、Visual Basic コードをバックエンドで実行可能だということがわかりました。
(いいえ、Zoho Sheet は、バックエンドでMS 関連アプリを動作させていません!)
この機能によって、いくつかの新しい可能性が見えてきました。
今回の機能更新によって、Zoho Sheet で、MS Excel マクロを含む既存の表計算シートをインポートしたり、マクロを利用してシートを新規作成することができます。
VBA の広範囲の機能 をサポートしています。もちろん、今後はさらなる機能の充実を予定しています。
将来的には、「マクロの記録と再生」の機能追加も計画しています。
さらに、マクロ機能に関する Wiki (http://vbmacros.wiki.zoho.com/) を開設しました!
このWikiは、「マクロのフリーマーケット」のような役割を果たすことを期待しています。
マクロのサンプルを閲覧したり、オリジナルのマクロを他のユーザに共有したりなどのご利用が可能です。
■ピボットテーブル & ピボットチャート 機能:
ご存知のように、 Zoho DB & Reports はすでに「ピボットテーブル」をサポートしています。今回、この機能を Zoho Sheet に拡張しました。
この更新によって、Zoho Sheet で、体系的なデータや表計算シートデータの範囲に基づいて、ピボットテーブルやピボットチャートを作成できます。
Zoho Sheet と Zoho DB & Reports のような独特の統合によって、Zoho Sheet に次のような新しい機能が実現しました。
100,000 行までの構造化データのCSV ファイルを、Zoho Sheet にインポートすることができます。
ピボットテーブルとピボットチャートは、画面上のドラッグ&ドロップの簡単操作で作成することができます。
ピボットテーブルとマクロは、本更新によって追加された機能の中の2つにすぎません。
■今回追加したすべての機能に関しては、こちら(英語)。
お気づきかも知れませんが、現在 Zoho では、新しいアプリケーションを増やすのではなく、既存アプリケーションの機能の充実に努めています。
Zoho は、機能の豊富なビジネスアプリケーションを目指しています。
今後は、さらなるサービス改良と、Zoho サービス間の機能統合に関してご紹介していきたいと思います。
いつものように、皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております!
なお、このブログは、本社(AdventNet Inc.)のZohoブログを翻訳・加筆したものです。
元の記事(2008年4月28日投稿)はこちら(翻訳:清水)