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こんにちは。マーケティング菊池です。

3月15日にWeb解析などの分野における代名詞とも呼ばれる、清水誠氏とその共催セミナーを開きました。

当セミナーでは、清水誠さまが提唱される、「コンセプトダイアグラム」を軸に、成果につながる施策設計などをご紹介しました。

さらに、データと向き合うZoho流分析と題し、実際に運用と計測を進めるときにZohoをどんなに活用したかPDCAを回すのかな、実践的な内容もご紹介しました。

このセミナーレポートでは、当日の学びをサクッと一緒に、ポイントを押さえて紹介したいと思います!

・コンセプトダイアグラムって何?

皆様は「コンセプトダイアグラム」という言葉をご存知でしょうか?

様々なマーケティング用語が飛び交う昨今ですが、清水誠氏が提唱されるコンセプトダイアグラムは中でもビジネスの根幹となる「お客さま」にフォーカスをあてた考え方が中心となっています。

つまり、モノ(ページ)ではない人の視点で行動・心理をデータ化し、顧客体験を設計・提供するインプット型の顧客分析(顧客分析)です。

従来のアクセス解析で常識とされている考え方や手法を棚上げし、ユーザー視点で「気持ち」と「行動」の変容を図解してモデル作成することで、本当に見るデータを明かにするアプローチ手法を指します。

詳細は清水誠氏の著書である、「コンセプトダイアグラムで分かる[清水式]ビジュアルWeb解析」を是非チェックしてみてください。

菊池も本書を持っていますが、これまでの分析の概念をシンプルに覆った革命的な一冊となりました。

・これをやりましょう!ワークショップ!

基本的なコンセプトダイアグラムを学んだ後、実際に一緒にやってみましょう!ということで、ワークショップを実施しました。

3名または4名一組になり、一社好きな企業(自社でもOK)のコンセプトダイアグラムをみんなで描きました。

以下の4点を整理してから描き始めます。

・企業理念

・自社の強み・弱み(競合との違い)

・顧客像(現状・理想)

・業界の成長やトレンド

 まるで個人で、ゴール・縦横の軸・ステップ・施策までを描いてみます。

そのあと、チームで共有し、1つのコンセプトダイアグラムを描きあげます。

このワークによって、ユーザー視点に立つ顧客の気持ちの重要性に気づき、サイトのあるべき姿が整理されました。

実際に描き始めると面白く、セミナー当日も皆さまが積極的に作成に取り掛かる姿を拝見しました。

・データと向き合うZoho流通分析

コンセプトダイアグラムによって行なわれたアクション成果を、コンバージョン(購入・お問い合わせなど)だけでなく、

そのためにつく過程でのユーザー変更を指標としてデータ化・ビジュアル化する必要があります。

複雑な変化をいち早く捉え、改善活動や施策の評価につかめるためには、リアルタイムに、わかりやすく、さっと確認できる仕組みが必要です。

多くの企業が使用しているGoogle Analyticsも計測のポイントを押しさえカスタマイズを重ねてればそのデータはほとんど意味を成してません。

そこで役立つのがZohoサービスです。

Zoho CRMは、顧客情報を蓄積し、様々なアプローチや商談対応、受注の流れを整理してストップします。

Google AnalyticsのCookie IDをキーに、CRMに登録された顧客データとGoogle Analyticsのデータを連携させることで、

購入やその後の行動とWeb動作をつなげて分析できるようになります。

CRMとデータをすべて集約し、整理してすべてをつかめることで、購買アプローチに活かすことができます。

そうすることで、例えば、過去に購入した商品の予約を期限に3日前までにWeb訪問や予約をしない人に案内メールを送信し、

同カテゴリーの商品の商品リピート購入した人がウェブに再訪問した時、商品提示のライン広がりを訴求するなどが可能になります。

ここで重要なのは、顧客が今の状態にあり、次はどんなのステップに誘導するのかを明確にすることです。

つまり、コンセプトダイアグラムで設計したマップの中で今どこにいるのかわかる仕組みをCRMでつくり、

メールアローチなどを使用して次の行動へと必要な仕組みをつくることが大切です。

ここまでの内容を本格的に実現しようとした場合には必要なのは、以下です。

・コンセプトダイアグラム

・グーグルアナリティクス

・Zoho CRM / ZohoセールスIQ(Webトラッキング・チャットボックスツール)/ Zohoキャンペーン(メルマガ配信ツール)

この後、清水誠氏によるアドバイスや詳しい内容のブログを4回にわけて掲載しますので、

ぜひともお楽しみに!

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