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先日ゾーホーコーポレーションの公式ブログにて、モバイルマーケティングに関するブログが公開されました。ビジネスにおいても欠かせないものになってきているモバイル。何故、どのようにマーケティングに役立つのか、今回のブログが参考になれば幸いです。

以下、抄訳(一部抜粋)

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テクノロジーは何かを実現させてくれる素晴らしいものです。私はマーケッターとして、テクノロジーがマーケティング、とりわけモバイルマーケティングの分野でそのあり方を次々に変えているのが魅力的だと思います。モバイル利用は世界中で増え続けています。2017年までにモバイルデバイスはインターネットテクノロジーの全売上の87%に上ると言われています。2015年、多くの会社がインターネットに関するビジネスを成長させるためにモバイルマーケティングの重要性に気づき始めています。

例えば、シアトル発の大手コーヒーチェーン”Starbucks”では、2014年にモバイルでの注文サービスアプリを実験的に展開し、コーヒーの購買意欲が上がるかどうかを調べました。顧客の忙しいスケジュールを念頭に置いてデザインされたアプリは、お店に入ってすぐに提供できるよう、長い文章やカフェインの調整はなるべく少なくしました。結果は良好。先週、Starbucksはモバイル注文での提供をアメリカの17州に広げると発表しました。

現在、大多数のパソコンに使われているプロセッサーを発明してきた、Intelの事例も見てみましょう。Intelは、“Meet the Processors”のブランドキャンペーンをテコ入れするため、B2B向けの有料モバイル検索で実験をしました。彼らのモバイルサイトにより多く集客するために、検索のキーワードには、正確ではあるけれども広い意味を持つような単語を使いました。

実験の結果から、Bingのモバイル検索の方がよくあるGoogleのオンライン検索よりも40%効率が良いことが分かりました。さらに、CNNやCBSのような一般的なウェブサイトでPPC (Pay-per-click)式の広告キャンペーンを実施したところ、通常の広告に比べて直帰率が低いことが分かりました。

マーケッターは、モバイルプラットフォーム上で、パーソナライズされたコンテンツを提供できる、新しい手法を常に模索しています。パーソナライズ機能とリッチコンテンツがキー要素です。モバイル広告を展開するInMobiの例を見てみましょう。InMobiは最近、Miipという緑色のお猿さんをアニメーションキャラクター化したアプリを発表しました。Miipは、携帯電話の中で検索活動を観察し、あなたの買い物のテイストや好みに合わせて買うべき製品を提案してくれます。私はSiriの弟分と呼んでいます。

モバイルマーケティングは、従来のマーケティングと比較すると、よりパーソナルな(つまり顧客重視の)プラットフォームとなり、次世代の大きなトレンドになるでしょう。マーケッターは、ユーザーの”Love(愛着、ファン、支持)“獲得を望むようになります。

あなたの会社のマーケティング活動がモバイルの方向にシフトしていることを確かめる方法をいくつかご紹介します。

① Think Small (スマホは小さいのだ):

70%のコンシューマーは、モバイルデバイス上でコンテンツがきちんと表示されなければ、そのメールを即削除します。新しいコンテンツを創ったり、メールを書いたり、グラフィックを作成したり、あるいはキャンペーンを行うときには、「このマーケティングメッセージは4インチのスマホ画面でどう表示されるのか」を考えましょう。

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② Time and location matter(時間、ロケーションに注目する):

モバイル検索の40%は、ローカル検索です。モバイル広告は、検索したユーザーのシーンに応じて、関連性の高い、狙い通りの広告メッセージを伝えることができます。あなたの広告メッセージがユーザーの関心に近く、適切な対象者にリーチできれば、レスポンス率は高くなります。

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③ Be Authentic(信頼を勝ち取る):

顧客は、自分とかかわりの深いブランドを嗜好する傾向が高まっています。パーソナライズされた広告テクノロジーの台頭により、スマートフォンを活用したマーケティングは、より個人に焦点をあて、当事者感覚の強い体験を顧客に提供できるのです。

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④  Does Google like your site? (Googleは無視できない):

今年の4月、Googleは「スマホ対応済みのサイトを推奨する」とアナウンスしました。あなたのサイトはモバイルフレンドリーに対応してますか?Googleのテストページで簡単に確認できます。

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⑤ Track real-time performance(瞬間を掴む、瞬時に動く):

モバイルマーケティングは、いつでもどこでもキャンペーンの効果測定ができ、高度な競争力をあなたにもたらします。計測されたROIに沿ってコンテンツを調整すれば、より精度の高いリード(見込み客)獲得が可能になります。

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イギリスのスーパーマーケットチェーン ”Asda(ウォルマートグループ)” でソーシャルメディア部門のトップを務めるドミニク・バーチ氏(Dominic Burch)は、「もしモバイルに対応していないのなら、去るべきだ」とまで述べています。

ちょっとした実験のつもりで始めてみましょう。あなたのビジネスでどう活きるのか、確かめてみてください。うまくいきそうなら、そのPDCAを回していくのです。

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このブログは、米国本社(ZOHO Corporation)のZoho Blogs を翻訳・加筆したものです。

元の記事(2015年8月3日投稿)はこちら

 


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