検索エンジン最適化(SEO)の基本とZoho Sitesでの設定

すべて | July 23, 2012 | 1 min read
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皆さん、検索エンジン最適化(SEO)の作業を行っていますか?SEOをうまく行えば、自分のWebサイトをたくさんの人に訪問してもらうことができるのでとても重要です。

今回の記事では、SEOの基本を確認した後、Zoho Sitesで作成したWebサイトではどのように設定できるかをご説明します。基本的な内容ですが、SEOの作業をすでに実施されている方でもおさらいになりますのでぜひ確認してみてください。

以下、まずはSEOの基本的なポイントについてです。

キーワード:
すべてはここから始まります。キーワードそのものがユーザーの目に触れるとは限りませんが、SEOにおいてはとても重要です。まず最初に、訪問者が検索に利用するキーワードを想定しましょう。自分のWebサイトに関連していて、サイト内でよく使われている、トラフィックの増加につながりそうなキーワードを考えましょう。

また、それぞれのページのキーワードは、各ページの内容を表すものにするため、ページごとに異なるものを利用しましょう。キーワードに応じてページのタイトルや詳細、URLもキーワードに応じて決まってくるため、キーワードの特定は最も重要だと言ってよいでしょう。

キーワードの内容は、具体的であるほど良いです。例えば、もし横浜でパン屋を経営しており、カレーパンに力を入れている場合、「横浜 カレーパン」というキーワードが大事です。「あんパン」といったキーワードで訪問してもらっても効果に結びつきません。

当たり前ですが、ユーザーは、自分が探したいと思っているキーワードを含んでいる検索結果をクリックする傾向があります。ページのタイトルと詳細にキーワードが含まれていると、より注意をひきつけやすいです。

タイトル(title):
タイトルは、検索結果の上部に表示されます。具体的には、ページのHTMLの中の<title>タグで指定します。タイトルを設定する際のポイントは次のとおりです。

  • 独自性がある…同じタイトルを複数のページに利用しない
  • 読みやすい…人間が読んだ時に分かりやすく意味のある文章にする
  • キーワードを含む…ページの内容を表すキーワードを含める(できるだけタイトルの最初の方に含める)

詳細(description):
詳細は、検索結果で、タイトルの下に表示される文章です。タイトルの内容と対応している必要があります。ポイントは次のとおりです。

  • 長すぎない
  • キーワードを含める
  • 独自性がある
  • 必要な情報を含んでいる
  • 興味をひく内容になっている
  • ページの内容を要約している

URLの構造:
URLを分かりやすいものにすると、ユーザーがアクセスしやすくなり、ページの管理が楽になるというメリットがあります。ポイントは次のとおりです。

  • 分かりやすい単語を使う
  • 長過ぎないようにする
  • ページの内容を表す具体的な言葉を使う
    (良い例:home.html、contact.html 悪い例:page1.html、page2.html)

見出し:
h1のタグは1ページに1つのみ利用するようにしましょう。また、その中には、タイトルや詳細に利用しているキーワードを含めるようにしましょう。

以上がSEOの基本的な内容ですが、以下ではZoho Sitesでの設定方法についてご説明します。

Zoho SitesでのSEO:
Zoho Sitesでは、2つの方法でWebサイトを作成できます。

  1. HTMLファイルを自分で一から作成してアップロード
  2. Zoho Sites上でドラッグ&ドロップで作成

1の方法で作成している場合、アップロードするHTMLファイル内に直接必要な情報を記載する必要があります(どちらかといえば上級者向けです… 😉 )。

2の方法で作成している場合は簡単です。設定のページの「SEO」の欄から必要な設定を行えます。

設定では、ページごとに、タイトル、キーワード、詳細を設定できます。ページごとに管理できるため、キーワードを変えてみて効果を検証したいといった時に、簡単に変更できます。

また、Zoho Sitesには、他にもSEOに役立つ機能があります。それは、サイトマップの作成機能です。

通常、Webサイトを管理する場合に、サイトマップを自分で作成する必要があります。検索エンジンは、サイトマップのファイルを参照して、Webサイトの構造や内容を確認します。この時、抜け漏れがあると、検索エンジンに気付かれないファイルが出てきて、検索結果に該当のページが適切に表示されなくなる可能性があります。

Zoho SitesでWebサイトを作成すると、サイトマップのファイル(sitemap.xml)が自動で作成されるため、そうした人為的ミスを防げます。

ぜひお試しください!

※ Zoho Sitesは現在英語版のみの提供です。今後、日本語化を予定しています。
ただし、日本語の入力は可能で、日本語のWebサイト作成は可能です。

また、ユーザーの方がZoho Sitesを使ってZoho Sitesの使い方の解説ページを作ってくださっています↓

使い方のコツなどが図解入りで豊富に紹介されていますのでこちらもぜひご覧ください!

なお、このブログは、英語版の    Zoho Blogs の記事翻訳・加筆・修正したものです。    
元の記事:Search Engine Optimization: Elementary Essentials

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