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■概要

今回の記事では、完了予定日(請求日)と支払いサイトをもとに、支払い予定日を自動算出する方法をご紹介します。

■Zoho CRMの現状の仕組み

Zoho CRMの初期設定では、支払いサイトや支払い予定日を登録する仕組みはありません。

このため、支払いサイトや支払い予定日を登録するための項目をカスタマイズで作成することも多いです。その場合、支払いサイトは、当月末、翌月末、翌々月末といったいくつかの値から選択するように設定するケースがほとんどです。

支払いサイトが決まれば支払い予定日も自動で決まりますが、実際には、支払い予定日の項目を単に作成しただけでは毎回手動で支払予定日の日付を入力する必要があります。これだと手間もかかりますしミスも発生しやすくなります。

■これで解決!

ここで、Zoho CRMの数式機能を活用すれば、完了予定日(請求日)と支払いサイトをもとに、支払い予定日を自動で算出できます。

例えば、完了予定日(請求日)が「2015/08/01」の時、支払いサイトに応じた支払い予定日は次のように算出されます。

  • 当月末→2015/08/31
  • 翌月末→2015/09/30
  • 翌々月末→2015/10/31

支払いサイト

これで手間もミスも減らせますね!具体的な数式の内容のサンプルは以下をご参照ください。

■さらに深める

なお、上記の方法で設定できる支払いサイトは、当月末、翌月末、翌々月末の3種類のみでしたが、それ以外の支払いサイトでも数式に処理を追加することで対応できます(例:翌月10日、翌月20日など)。ぜひトライしてみてください!

より詳細な情報をお求めの方や自社の運用にあわせたやり方の相談をしたい方はお気軽にお問い合わせください。


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