Reading Time: 1 minutes

今回の記事は、ZOHOのマーケティング担当バイスプレジデントのRodrigo Vacaが、Google Appsの企業向け無償版の新規登録の終了を受けてZOHOの姿勢について紹介した内容です。


先日、Google Appsの無償版への新規申し込みが終了することが発表されました。今後、Google Appsのバージョンは1つのみになりました。すなわち、有料版です。これは、この世界でビジネスをやっている私達にとっては特に驚くべきニュースではありませんでした。以前はGoogle Appsの無償版でもユーザー数に制限はありませんでしたが、その制限が100人までになり、50人までになり、10人までになり、そして0人へと変わってきていました。

このことは、起業したばかりで経費をできるだけ節約して他のところへ投資を振り向けたい方にとっては、悪いニュースとなったでしょう。現在では、ほとんどの場合ソフトウェアのサービスは高くありませんが、起業したての頃は1円でも重要です。

Zohoでは、そうしたような起業家の方(新しく事業を始めようとしているところでまだ先行きが分からないような方)を今後も支援し続けていきます。このことは、料金体系にも反映されています。Zohoでは年間でのライセンス購入が必須ではありません(※)。もちろん、年間ライセンスの場合、割引を提供していますが、月額での支払いも選べます。

また、使いやすいWebメールサービスを探していて、無料で使い始めたい方に対して、メールホスティング(独自ドメインでのメールの利用)が可能なクラウド型メールサービス「Zoho メール」の無料版を提供し続けます。このサービスの無料版は当面終了の予定はありません。こうしたサービスを通じて、当社は今後も中小規模の事業を支援し続けたいと考えています。

メールだけではありません。顧客管理に役立つ「Zoho CRM」や、モバイルにも対応したWebサイトを作成できる「Zoho Sites」、クラウド上で見積書や請求書を作成・送信・管理できる「Zoho インボイス」等々…Zohoサービスのほとんどには無料版があります。

Zohoでは、これらのサービスをGoogle Appsのマーケットプレイスで提供しており、マーケットプレイス内のサービス提供数で上位のサービス提供者となっていますが、もちろん今後も提供を続けていきます。このため、Zoho メールから始めるかGoogle Appsから始めるかに関わらず、多くのZoho サービスを利用することが可能です。

これが、現在700万人以上の方がZohoに登録し、当社が掲げる「Work Online」(ワークオンライン)を実現している理由なのです。

(※)訳注:クレジット・ドルでの支払いの場合のみです。銀行振込・円払いの場合は年間購入が必要です…


いかがでしたでしょうか?

Zoho メールは、3ユーザーまで無料で利用可能です。以前のGoogle Appsの10ユーザーや50ユーザーに比べれば少ないですが、3ユーザーまでなら無料で利用できるのは1つの選択肢として魅力的ではないかと思います。

また、メールの画面は3列表示が可能で、ラベルだけでなくフォルダーも利用でき、階層化してメールを整理できます。無料版でも広告表示はありません。

Google Appsの無料版の新規登録が終了になって、代わりのサービスや代替ツールをお探しの方、Zoho メールを試してみてはいかがでしょうか?

関連情報

なお、このブログは、英語版の    Zoho Blogs の記事翻訳・加筆・修正したものです。    
元の記事:The Incredibly-Shrinking Google Apps Free Edition Is Gone; Zoho Committed To Helping Small Businesses

Comments are closed.