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Zoho Connectの有料プランとは?

Zoho Connectは無料で無期限に使えるグループウェアですが、有料プランも用意されています。

しかし、Zoho Connectは無料プランでも広告表示や利用期間の制限などもないため、有料プランにするメリットがよく分からない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、

  • 有料プランのメリット
  • 料金体系

について解説します。

有料プランのメリット

ホームページには有料プランのメリットがたくさん書かれていますが、これらを大きく分けると、

  • 上限撤廃
  • カスタマイズ
  • 設定項目の追加
  • その他

の4つに分けられます。

・上限撤廃

無料プランでは作成数が制限されている、グループ、ボード、マニュアル、独自アプリが、無制限に作成できるようになります。

また、ファイルのストレージ容量も2GB ×ユーザー数に引き上げられ、独自アプリのレコードも1ユーザーあたり200件まで保存されるようになります。

 

無料プランでは、2019年3月時点では、15グループ、10ボード、15マニュアル、5独自アプリに制限されています。

無料プランの内容は今後変更される可能性があります。

 

組織が大きくなってきたら、有料プランへアップグレードしても良いかもしれません。

 

・カスタマイズ

カスタムドメイン、CSS、ロゴ、ファビコン、プロフィール項目が使えるようになり、これらを自由に変更できるようになります。

 

グループウェアに対してこれらの機能が必須ということはあまりないかもしれませんが、あったら嬉しい機能だと思います。

毎日使うものだからこそ、自分の好きなようにカスタマイズしたいですよね。

 

・設定項目の追加

有料プランで解放される設定項目は多すぎるため、多くの人が使いそうだったり、お役立ち度の高そうだったりするものだけを紹介します。

  • 管理者を複数設定(重要)
  • 権限を設定
  • 投稿の承認を設定
  • 機能の有効化、無効化を設定
  • ボードのセクションごとにアクションを設定(オススメ)

・管理者を複数設定(重要)

ネットワークやグループの管理者を複数設定できます。

基本的に権限は管理者かメンバーかで分けられているため、複数管理者が設定できた方が、より柔軟な運用ができるようになります。

管理職が複数人いる組織なら、有料プランにすることを検討してみてもいいかもしれません。

 

・権限を設定

フィードやタスクなどの各機能で、投稿できるユーザーやタスクを完了できるユーザーなどを制限できるようになります。

お知らせ専用のフィードとして運用したい場合や、大人数で使いたい場合などに役立つと思います。

・投稿の承認を設定

投稿内容は承認されるまでは表示されないように設定できます。

投稿できないようにはしたくないけど、不適切な投稿は防ぎたい場合などにご利用ください。

・機能の有効化、無効化を設定

フォーラムや予定、ファイルといった機能を無効化できるようになります。

使わない機能が表示されているのは気になったり、もっとシンプルにZoho Connectを利用したい場合などにご活用ください。

 

・ボードのセクションごとに処理を設定(オススメ)

ボードのセクションごとに処理を設定することで、様々な手間を自動化できます。

 

例えば、ボードを使って進捗管理をしている場合、レビューやチェックをする用のセクションを作り、そこのセクションの担当者に責任者を設定してください。

そこのセクションに移されたタスクは自動的にその責任者に担当者が変更されます。

これは使ってみるとよく分かるのですが、かなり大きな効果を発揮します。

単純に手間が減るだけでなく、変更をし忘れるといったミスも無くせるため、非常に効率化できます。

タスク機能の活用方法については、こちらの記事も参考にしてください。

 

・その他

上限撤廃、カスタマイズ、設定項目の追加に当たらないものは、次の、

  • Active Directoryとの連携
  • 分析
  • データのエクスポート
  • 機能の維持

です。

・Active Directoryとの連携

Active Directoryとは簡単に言うと、複数の電子機器の認証情報をまとめて管理する機能です。

一度ログインすれば、登録されている機器やサービスとの通信には認証情報を入力する手間がなくなります。

・分析

ネットワークやグループの利用状況についての分析レポートが閲覧できます。

成果とZoho Connectの利用度との相関を計測したり、投稿頻度の推移から何かを発見できたりするかもしれません。

・データのエクスポート

Zoho Connectの会話情報をzip形式でダウンロードできます。

機密情報や個人情報が含まれている可能性が高いため、パスワードを設定することができます。

また、法令に基づき全ての情報を提供しなければならない場合などには、非公開の投稿やごみ箱へ移動されたものなどもエクスポートするオプションを選択できます。

 

・機能の維持

料金ページの表には載っていませんが、有料プランの場合、Zoho Connectの機能が更新されても、お客様が購入した当時の機能は変わらずにご利用いただけます。

 

料金体系

料金についてはホームページの料金ページに載っていますが、内部ネットワークと外部ネットワークで異なったり、人数や月契約か年間契約かで異なったりなど、やや複雑です。

年間契約の場合は2か月分の割引があるので、月額を10倍した額が年間の料金です。

 

また、教育機関やNPO向けの特別料金プランがあります。

料金ページにあるバナーをクリックするか、support@zohoconnect.comにお問い合わせください。

料金体系は変更される可能性もあるため、ご利用の際はホームページや支払いページの表記をご確認ください。

外部ネットワークの料金体系

外部ネットワークは比較的わかりやすく、月額1万2千円+税で、ユーザー数は何人でも利用できます。

 

内部ネットワークの場合の100人分の料金なので、一部の機能に違いはありますが、100人以上で使う場合はこちらを選んでも良いかもしれません。

 

内部ネットワークの料金体系

一方、内部ネットワークは外部ネットワークに比べ複雑で、利用人数によって料金は異なります。

そのため、大きく分けて3つの料金テーブルが存在します。

 

25名以下での利用

25名以下の場合、人数に関係なく一律で月額3000円+税です。

10名での利用だと、ユーザー一人当たりの月額は300円+税となります。

 

より多い人数での利用に比べ割高かもしれませんが、有料プランによる生産性の向上が月額3000円+税以上になると見込めるのであれば、有料プランにする価値はあります。

26名以上100名以下での利用

26名以上100名以下の場合、ユーザー一人当たりの月額は120円+税です。

  

ひと月あたりの料金は120円+税に利用人数をかけた値段になるので、40人だと4800円+税、60人だと7200円+税、80人だと9600円+税といった料金になります。

大体税込みで、ひと月あたり4千円~1万3千円、年間契約なら年4~13万円くらいな感じです。

この人数までは、外部ネットワークを利用するよりも内部ネットワークの方が料金的には安いです。

 

101名以上での利用

101名以上からは、利用人数が増えるほどに1ユーザー当たりの料金はお得になっていきます。

100人を超えると一人当たりの料金は徐々に下がっていきます。

 

参考までに、200人だと108円、300人だと104円、400人だと102円、500人だと100.80円、600人だと94円、700人だと89.14円、800人だと85.50円、900人だと82.67円、1000人だと80.40円でした。(2019年3月時点)

 

101名以上での見積は料金ページから計算できるので、お試しください。

まとめ

Zoho Connectの有料プランについて解説しましたが、いかがでしたか?

魅力を感じた場合は、有料プランへのアップグレードをご検討ください。

 

 

Zoho Connectでは、サービス品質向上のため、お客様アンケートを実施しています。

お客様の声をお聞かせください。

https://survey.zohopublic.com/zs/R2CNao

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