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先日、Google ドライブのSDK(ソフトウェア開発キット)が発表されました。これを利用すると、Google以外のサービスをGoogle ドライブと連携させることができます。

Googleとの連携を強化しているZohoでは、このニュースを聞いてさっそく連携機能を開発し、Zohoのオフィスシリーズ(ライター、シート、ショー)をGoogle ドライブと連携させました。

■連携機能の概要
GoogleのドキュメントをZohoで開く
Googleのドキュメントを、Zoho ライター、シート、ショーを使って開くことができます。もちろん、ドキュメントを閲覧するだけでなく、Zohoのエディターを使って編集できます。新しいドキュメントの作成も可能です。

Google ドライブでドキュメントを一元管理
作成・編集したドキュメントはGoogle ドライブに保存されるので、一元管理できます。なお、これらの操作を行うのにZohoのアカウントを作成する必要はありません。お持ちのGoogleアカウントだけで利用できます。

共同編集
Zohoのエディター上で、他のユーザーと共同編集することも可能です。共有相手は、Googleの連絡先情報から選択できます。もちろん、権限設定も可能です。

さまざまなデバイスから利用
また、ドキュメントはすべてGoogle ドライブ上に保存されるので、Google ドライブを通じて、別のパソコン、タブレット、スマートフォンなどさまざまなデバイスからも利用できます。

■利用方法
連携機能を利用するのは簡単です。Google ChromeのウェブストアからZohoのアプリケーションをインストールするだけです。

インストールの完了後、Google ドライブの設定画面を開いて、「アプリケーションの管理」をクリックすると、ドキュメントを初期設定でZohoで開くかどうかを設定できます。この設定を行うと、Google ドライブ内のドキュメント名をクリックするだけでZohoのエディターを使ってドキュメントを開けます。

また、この設定を行わなくても、ドキュメント名を右クリックすると、対象のドキュメントの形式に対応するZohoサービスで開くためのメニューを開けます。初期設定で利用するサービスを、GoogleとZohoのどちらのサービスにするか選択できます。

Googleで作成したドキュメントかGoogle ドライブにアップロードしたドキュメントを、Zohoで編集後に保存すると、新しいドキュメントとして保存されます。元のドキュメントはそのまま残るため、上書きの心配をする必要はありません。

なお、新しく保存されたドキュメントは、Zoho専用の拡張子付きで表示されます。

  • 文書→「.zdoc」形式
  • 表計算シート→「.zsheet」形式
  • プレゼンテーション→「.zslides」形式

詳細については、次のスライドショーをご覧ください(英語)

この連携により、ユーザーの皆様の選択肢が広がりました!GoogleとZoho、お好きなエディターでドキュメントを作成・編集してみてください。

なお、この連携機能の開発責任者が、Google Appsの開発者向けブログに寄稿しています。より技術的な側面から今回の連携について説明しています。よろしければご覧ください!

なお、このブログは、Zoho Blogsの記事を翻訳・加筆・修正したものです。
元の記事:Zoho Office Integrates with Google Drive

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