【重要なお知らせ】2015年11月5日に発生したZohoサービスのアクセス障害について(※追記あり)

すべて | November 6, 2015 | 1 min read
※この記事に掲載されている内容は投稿当時の情報です。最新の状況と異なる内容を含む場合があります。
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Zohoサービスをご利用の皆様へ

平素よりZohoサービスをご利用いただきありがとうございます。
2015年11月5日の1時17分ごろから発生していたZohoサービスのアクセス障害について詳細が判明したのでお知らせいたします。

■発生した日時
2015年11月5日 1時17分ごろから2時6分ごろ(日本時間)まで
(Nov 4th, 2015 16:17 – 17:06 in GMT)

■現象
すべてのZohoサービスにおいて、アクセスした時にエラーが表示されてZohoサービスを利用できない。
画面が表示されるまで時間がかかってしまう。

■原因
上記の時間帯に、Zohoサービスを提供しているデータセンターに対してDDoS攻撃(分散DoS攻撃)が実施されました。
このDDoS攻撃の影響を受けて、大量のトラフィックを処理しきれずにアクセスできない問題が発生しました。

DDoS攻撃の詳細については、こちらの記事をご参照ください。

DDoS攻撃とは|分散DoS攻撃|Distributed Denial of Service attack -: IT用語辞典

DDoS攻撃 – テクノロジー解説 – Cisco Systems

■実施した対策
DDoS攻撃を受けたことを即座に検知し、攻撃元からのトラフィックを破棄することで対処しました。
トラフィックの制御を行った結果、すべてのZohoサービスにアクセスできない問題は解決しました。
同様の問題が発生しないように、注視を続けている状況です。

■今後の対策
11月6日にも同様の攻撃を検知し、およそ10分間、Zohoサービスにアクセスできない状況が発生しました。
今後同様の攻撃からの影響を防ぐため、データセンターの設備の増強を予定しています。
具体的には、今週中に複数あるデータセンターのうち1つのデータセンターの設備の増強を実施し、後に他のデータセンターにも展開します。

Zohoサービスをご利用の皆様にはご迷惑をおかけすることになってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
安定的にZohoサービスを運営できるよう努めてまいります。

ゾーホージャパン株式会社
Zoho事業

【追記】

2015年11月7日 2時0分にすべてのデータセンターでの設備の増強を完了しました。

今後、同じ攻撃元から繰り返しDDoS攻撃をしかけられることが想定されるため、より安全に、かつ、ユーザーの方に安心してご利用いただくため、我々のデータセンターへのトラフィックの処理方法を変更することに決定しました。

11月6日から開発サイドにてこの変更のための実装を行い、稼働試験を行ったうえで各データセンターに反映しています。

現状、問題なくZohoサービスを運営できていることを確認しており、引き続き状況の注視を続けています。

ユーザーの皆様にはご不便をお掛けしたことを改めてお詫び申し上げます。

【追記】

Zohoでは、サービスのアクセス障害等に備え、データ参照用のバックアップサイトを提供しております。

通常のサービスURLに”-ro”を付加し、ご利用中のID・パスワードでログインすることで、閲覧モード画面へアクセスできます。バックアップ詳細はこちら

※こちらも接続状況が不安定なため、一時的にアクセスできない場合がございます。

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