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皆さんは”社内大学”という言葉を知っていますか?
企業が社員教育のため設置している研修制度の一種であり、大学のように複数の講座を受講できる制度のことを指します。
ゾーホーコーポレーションでも、Zoho Universityという社内大学を設置しており、社会貢献とクリエイティブな人材育成に取り組んでいます。


現在ゾーホーユニバーシティの生徒は、ゾーホーコーポレーションの全雇用者数の15%以上にのぼり、企業の成長に貢献しています。
それは従来の大学教育による学位と、仕事における能力は関係がないことを証明する結果になりました。

2015年5月19日、インドチェンナイに本社を置くゾーホーコーポレーション(以下、当社)は、社内大学であるZoho University(以下、ZU)が10周年を迎えたことを発表しました。
2005年の創立当初は、生徒6人に対し2人の教師がそれぞれ3つの技能研修を行っていました。それが10年間の間に、300人以上の学生をトレーニングするまでに成長しました。
卒業生のほとんどが現在、当社の社員として活躍しています。

ZUでは、適正テストと面談を基に、チェンナイや近隣都市の公立学校から高校生を選抜します。選抜された候補者は18ヶ月間の間、数学・コンピュータサイエンス・英語の研修を受けます。これには、社内での6ヶ月間のインターンシップも含まれます。
彼らは研修期間中、毎月奨学金を受け取ることができます。カリキュラムは、コースが常に最新の技術動向に沿うよう定期的に改定が行われます。さらに、ソフトウェア・エンジニアとして就職をする準備のために、開発者が直面するリアルな課題に取り組むよう教育を受けます。

ZUでは、flipped-clasroom(反転授業)の教育モデルにこだわっており、チェンナイとテンカシの2箇所にキャンパスがあります。
今後10年間にわたり、当社は労働人口の35-50%をZUから採用できることを期待しています。

ルールを破ることについて―
当社は、創業以来既存のルールを破ることで知られていますが、ZUも例外ではありません。

雇用適正 ― その一般的な意味は、労働者が持つ、雇用されるにふさわしい能力のことを言います。何百、何千万もの学生は、自身の『強み』として専攻した学位で武装します。
皮肉なことに、NASSCOMによれば、90%以上の卒業生と、75%のエンジニアは雇用に適さないと言われています。
このギャップは、『専門性』の解釈から生じると当社は考えています。大学教育は心を制限し、カリキュラムを超えて進むこと、つまり、コンテクストフリーな(文脈自由の)学問を制限してしまう。そのように当社は考えています。

学歴偏重主義 ― 人の学歴と会社での役割との関連性のギャップは、分単位でより広がっているようです。当社が2004年に従業員に行った社内調査によると、『あなたの大学教育は、どのくらい役に立ちましたか』との問に対し、60%以上が、「時間の無駄だった」と答えました。
この結果は、「コードを書くのに学歴は不要」という当社CEOであるシュリダー・ベンブーの信念と共鳴しています。
したがって、学業成績は、人が気にするほど重要ではありません。

面接 ― 面接は、動的な存在である人々を静的なスナップ写真で映し出します。厳しい質問で掘り下げる2時間は、その人の適材適所を特定するのには役立ちません。
従来の考え方とは正反対ですが、当社には口コミが効果的でした。
社員自身が適材適所の特定の手助けになると、当社は考えています。誰もが才能を持っていると信じ、彼らの能力が開花する可能性のある全てのドアを開けておくのです。能力を見極めること、それ自体が能力なのです!

ZU学部長 B.ラジェンドラン教授による祝辞
「私は、創立以来、ZUに携われたことを誇りを思います。300余りの学生達が卒業するのを見てきた今、私に自信を持って言えることがあります。それは、たとえ正式な学位や財務資格を持たなくても、あなたは自分が望むことを達成できます。」

「ZUでは、学ぶ意欲は誰の心にもあり、誰もが長所を引き出せる機会を与えています。学生の多くは、参加するまでコンピュータさえ見たことがありませんでしたが、数ヶ月しないうちに、彼らはコードを書いていました。卒業生の何名かは、会社で傑出した成長を見せました。それは、適切な環境に加えて適切指導とトレーニングにより、誰もが偉大な高みに上ることができることを示しています。」


※このブログは、英語版の Zoho ニュースリリース の記事を翻訳(一部抜粋)したものです。
元の記事(2015年5月19日投稿)はこちら

Zoho University:http://www.zohouniversity.com/


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