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型的な組織では、ほとんどのデータベースは複数人によってデータをキー入力され構築されています。例えば、CRM
データベースは、いくつかの営業レポートによって更新され、その個々のレポートは営業担当によってデータ入力されたものです。「Road(通り)」という
単語を使う営業担当もいれば、「RD」という短縮形を使う人もいるでしょう。「Drive(大通り)」や「Dr」、「CA(加州)」や「California(カリフォルニア)」といった場合も同様です。


このようなバリエーションによって徐々にデータの整合性が失われ、信頼性のある分析やレポート作成に適切なデータではなくなってしまいます。

データが、システムがそれぞれ個別の規則や過程に従う複数のデータソースからなる集合である場合には、
より悪い状況も起こりえます。このようなデータを統一し、信頼性のあるものにするには、定期的にデータを清浄化することが必要です。清浄化され、整合性を保ったデータで分析した場合のみ、信頼性のある推測が得られます。

Zoho
Reports は、このたび「Find & Replace(検索と置換)」 機能をサポートしました。この機能を利用すれば、データの清浄化を容易に行え、その結果、データを常に整合性のある状態に保つことができます。この機能を利用するには、コラム名の上で右クリックし、表示されたメニューから「Find And Replace(検索と置換)」オプションを選択します。(もしくは、「More Options」 メニューから
「Find And Replace(検索と置換)」オプションを実行することも可能です)


「Find what フィールドと「Replace with:」 フィールド、に関連データを入力します。


コラム内の一致データがすべて置換されます。


上図のようなテキスト値以外にも、数値データでも「Find and Replace(検索と置換)」機能を利用できます。例えば、営業レポートにおいて、データの日付を2008年とするところを間違って2007年と入力してしまった場合でも、(特に、新年早々には、とても一般的なデータ入力ミスですが)日付データの数値を簡単に清浄化できます。



今回、新たに追加した「Find and Replace(検索と置換)」機能は、データの清浄化に大変便利な機能です。是非、 Zoho Reports にてお試しください!ご意見・ご感想もお待ちしています。


Zoho Reports サービスページ: http://www.zoho.jp/service/zoho-reports.html


ご注意: Zoho Reports は、2009年7月現在、日本語化は未完了です。一部、列(コラム)名など、日本語を正しく扱えない場合がありますので、ご了承ください。


なお、このブログは、米国本社(ZOHO Corp.)のZoho Blogsを翻訳・加筆したものです。

元の記事(2009年7月20日投稿)は こちら(翻訳:ゾーホージャパン 清水)

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