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周期的なデータに対して、繰り返し同じような種類のレポートを作成するという場面はよくあることでしょう。
たとえば、毎月や四半期毎の営業レポートや、毎回の試験後に作成する品質レポートなどです。
このようなケースでは、必要に応じて様々なレポートを作成することでしょう。
さらに、同じようなデータセットに対して、繰り返し同様のレポートを作成するのは、非常に骨の折れる作業です。

この問題を解決するために、Zoho Reports に新たな機能を追加しました。
他のテーブルでの類似レポートの自動生成 機能です。この機能により、レポートを簡単に複製することができます。

この機能を利用すれば、作業はとても簡単です。
たとえば、2008年第4四半期の事業の営業データがあったとします。これを、Zoho Reports にインポートし、データに基づいてレポートを作成します。作成したレポートは、下図のようになりました。

zoho-reports-4Q-2008.gif

次に、新たに、2009年の第1四半期の営業データを取得しました。ここで、先ほど作成した前期のレポートと、同じ種類のレポートを作成したいと思うでしょう。Zoho Reports へ新しいデータを、「Sales 1Q 2009」という新規テーブルとしてインポートします。

zoho-reports-sales-1q

New をクリックして、「Autogenerate Reports : Similar to Another Table」 オプションを選択します。
レポート生成のための適切なテーブル「Sales 4Q 2008」を選択して、作成するレポートの保存先フォルダを指定します。この例では、「Sales 1Q 2009 Analysis」フォルダに保存します。

zoho-reports-new-1Q-2009

OK をクリックして、操作は完了です。初期のデータセット(4Q 2008)セットに対して作成したレポートが、次のデータ(1Q 2009)に対しても作成されました。

zoho-reports-both-quarters

ご注意: 上記の機能は、同様のテーブルのみに利用することができます。つまり、新規テーブルは、元のテーブルと同じデータ型で同じ列名から成るテーブルでなくてはなりません。
この新規テーブルは、元のテーブルの列のサブセットをもつこともできます。この場合には、新規テーブル内に存在する列に対してのみレポートが作成されます。

Similar to Another Table オプションを利用したレポート作成は、以前ご紹介した Auto Analysis feature(自動分析機能:英語記事) とともに、Zoho Reports でのレポート生成をより容易に楽しくすることができるでしょう!今後もこのような機能強化を進めていきます。

Zoho Reports でこの新しい機能を是非お試しください。ご意見・ご要望もお待ちしています。


■Zoho Reports サービスページ: http://reports.zoho.com/


ご注意: Zoho Reports は、2009年4月現在、日本語化が未完了です。列(コラム)名等、一部、日本語を正しくご利用できませんので、ご了承ください。



なお、このブログは、本社(AdventNet Inc.)のZohoブログを翻訳・加筆したものです。
元の
記事(2009年4月7日投稿)はこちら (翻訳:清水)

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