会員制ユーザーコミュニティ 定期イベント「ZOHO SHIP」第一回開催レポート(12月5日開催)

すべて, セミナーレポート | December 27, 2017 | 1 min read
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こんにちは。
コムニカチオの岡安です。

 

先日、CRMのクラウドサービスなどを提供しているZohoさんのユーザー会の定期イベント「SHIP」の記念すべき第1回に参加してきました。

定期イベントごとに参加者がユーザー目線での参加レポートをアップできると面白いかなということで、トップバッターとして記事を作成してみました。

2回目以降には、誰かにバトンタッチができることを祈りつつ、割と主観的なレポートをお届けしたいと思います。

なお、この記事は、私個人のブログとZohoさんのブログの2か所にほぼ同じ内容を掲載しています。

 

 

この記事はこんな方にオススメ:
o Zohoって便利そうだけど、なんとなく利用にハードルを感じてしまっている方
o ベンダーサイドからの情報だけだといまいち信用できないなと斜めに見てしまう方
o Zohoのユーザ同士でつながってノウハウの共有とかしてみたい方
o いきなりノウハウの提供はできないけど、他のユーザーがどんな風に使っているか気になる方
o Zohoがユーザー会とやらを立ち上げたみたいだけど、ほんとに役に立つのかわからず、見学・参加をとりあえず見合わせている方

 

目次:
o 会員制ユーザーコミュニティ「ZOHO CREW」と定期イベント「ZOHO SHIP」ってなんだろう
o 第1回定期イベント「ZOHO SHIP」でやったこと
o 個人的な感想

会員制ユーザーコミュニティ「ZOHO CREW」と定期イベント「ZOHO SHIP」ってなんだろう

色々とお仕事をお手伝いしたり、いちユーザーとして、サービスを利用させていただいているZohoさんが、会員制ユーザーコミュニティ『ZOHO CREW』を立ち上げました。

 

普段のお仕事で、ITベンダー向けのマーケティングやその他もろもろの支援をしていることもあり、ユーザー会の立ち上げやら運営やらに興味があったことから、色々口出しもさせていただいています。

 

そんな個人的な興味もあって、このコミュニティがうまく回っていくかは非常に興味深く見守っているところです。

 

というのも、こういったITベンダーが提供するユーザー会は、今までいくつか見てきたり、参加してきましたが、単なるベンダー側からの情報提供の窓口にしかなっていなかったり、ユーザー同士のコミュニケーションがほとんど発生せず過疎化が進むことが多い、というのが、ユーザー会といった類のものに対するなんとなくの印象です。

 

現実的には、積極的なユーザーがたくさんいたり、ベンダー側がある程度人手をかけられるような大手ベンダーの一部でしかなかなか機能していないという感じなのではないでしょうか。

 

そういった意味では、使いきれないほどのサービスを提供していて、色々と便利に使えるけど日本市場ではまだまだマイナーといっても過言ではなく、日本における企業規模も決して大きいとは言えないZohoさんがこういったことを手掛けていくのはチャレンジングなことで、単に見守るだけではなく、個人的に応援もしています。

 

どういった趣旨でこの「ZOHO CREW」が設立されたのかということは、以下のプレスリリースや2017年11月に開催された説明会的なイベントの報告を見てもらうと、だいたいのイメージがつくはずのですので、ご参考まで。

ZOHOLICSミニ〜 ZOHO CREW 出航だよ!全員集合〜 ユーザー会レポート(11月1日開催)

ゾーホージャパン、クラウドサービス群Zohoシリーズの会員制ユーザーコミュニティ『ZOHO CREW』を設立 

 

 

簡単にいうと、参考になる情報を、ベンダーだけではなく、他の利用者からも手に入れることが出来たり、ユーザー同士のコラボレーションや情報発信する場やきっかけとなるようなコミュニティとしていきたいといった感じでしょうか。

 

一応有償ユーザー限定ですが、1ユーザーでも参加資格はもらえるので、その気になれば誰でも参加できるコミュニティといえそうです。

とりあえずユーザー会名が「CREW」で、定期的に開催されるイベントが「SHIP」ということは覚えてもらえるとよいかと思います。

 

 

「CREW」にしても、「SHIP」にしても、現時点では、Zohoさんがどんな活動をしていくとユーザーサイドに喜ばれるのかということを手探りしながら進めている段階のようです。

 

そんな状態だからこそ、興味のある方は早めに参加されて、どんどん自分のやりたい方向にもっていってしまうというのもありなのではないかと個人的には思っています。

 

第1回定期イベント「ZOHO SHIP」でやったこと

さて、前置きがやたら長くなってしまいましたが、本題の定期イベント「ZOHO SHIP」の第1回でどんなことが行われたのかをざっくりお伝えしたいと思います。
当日のアジェンダはこんな感じでした。

 

当日のアジェンダ
17:00~17:20 ZOHO CREW顔合わせ(簡単な自己紹介):参加者全員
17:20~17:30 ライトニングトーク:開催場所であるレンタルスペース「パズル浅草橋」のディレクター坂本氏
17:30~17:40 ユーザーフォーラムの使い方をマスターしよう:Zoho平井氏
17:40~18:40 ZOHO SHIP 3ヶ月予報:参加者全員
18:40~18:55 自分のビジネスにZohoサービスを組み込む方法:岡安

 

全部詳細にレポートとはいきませんが、一部の内容を抜粋してまとめてみましたので、気になっている方は参考にしてみてください。

 

ZOHO CREW顔合わせ(簡単な自己紹介)

最初はよくある自己紹介のお時間でした。
すでに知っている方も何人かいましたし、「ZOHO CREW」の参加者は、イベント前にオンライン上のコミュニティを利用でき、やり取りしている方も何人かいたので、「あの人がこの人なんだ」的な、いかにもオフ会っぽい感想を抱くことになる瞬間です。

 

ユーザー会というと、閉じたコミュニティで参加しづらいものもあったりしますが、大半がこれから活用していきたいという感じでしたので、比較的参加はしやすいのではないでしょうか。

 

「ZOHO CREW」はライセンス販売もできる会員制度ではあるのですが、どちらかというとユーザーサイドの人が多かった印象です。

ライトニングトーク

開催場所であるレンタルスペース「パズル浅草橋」のディレクター坂本氏のライトニングトークです。

 

ちなみに、ライトニングトークとは、聞きなれない人もいるかもしれませんが、イベントとかカンファレンスなどで行われる、数分程度の短いプレゼンのことです。

坂本氏は、まだまだZohoサービスを使いきれていないということをおっしゃられていましたが、Zohoサービスに対しては、非常に可能性を感じていて、レンタルスペースというご自身の事業となにかコラボ的なことをしていきたいという主旨で、コミュニティに参加されているようでした。

 

このあたりの感覚(Zohoに可能性を感じる)は、多くのユーザが共有している部分かもしれません。

 

逆に言えば、惜しいというかもったいないというか、サービスが持っているポテンシャルを完全には発揮できていないという印象を持たれてしまうのが、Zohoサービスだといえそうです。

ユーザーフォーラムの使い方をマスターしよう


Zoho内で技術的なサポートを担当されている平井氏からZoho Connectの使い方に関する説明がありました。

 

Zoho Connectは、「ZOHO CREW」が会員同士でコミュニケーションするためのオンラインコミュニティのインフラとして利用されています。

 

先日Zohoブログで、サイボウズLiveの代替サービスとなりうるのではないかという記事が出て、結構なアクセス数をたたき出しているようで、いま注目されているサービスです。

 

組織内で利用する閉じたSNS(やコラボレーションツール)として利用できる感じなのですが、ちょっと癖のある部分などもあるため、その辺りを海外にある本社の方々とのコミュニケーションツールとして利用している立場から説明いただいた感じです。

 

すでに何人かの方は個人的な疑問などを投稿して、他の参加者からいろいろコメントをもらったりしているので、比較的使い方のイメージは共有できたのではないかと思います。

 

利用方法については、今後ZohoConnect 内でマニュアルとして共有されるようですので、後から参加しようとしている方は、まずはマニュアルを見てから投稿するとよさそうです。

ZOHO SHIP 3ヶ月予報

定期イベントの今後の3か月(2017年1月~3月)で何をするかをみんなで決めましょうという、ある意味丸投げ的な内容です(笑)

 

先日のお披露目イベントで集まったやりたいことリストを元に、Zoho側からある程度の枠を提示いただき、その中で具体的にどんな内容をしていくのかは、3班に分かれてまとめるというグループディスカッションでした。

 

お仕着せ的な内容ではなく、自分たちで考えて開催していくというユーザー会の主旨にそった内容で、思ったよりも皆さんいろんな意見を出している印象でした。

 

実際のまとまった案は、こんな感じです。

ちなみに、写真1つめと2つ目はだいたい似たような内容ですが、3班目はZoho側が提示した内容を気にせずまとめるというフリーダムさです(笑)

このあたりのコントロールできない感じが、ユーザー会の面白さですね、個人的には。

 

まずはみんなの事例を共有しましょうといったシンプルでわかりやすいものはもちろんのこと、そういったイベントイベントしたものだけでなく、もくもく会(Zohoや他の参加者に聞きながら、もくもくとZohoサービスのカスタマイズを行う会)をやりたいとか、どうやったら「ZOHO CREW」やZohoサービス自体を広められるのかといった自由な意見が出ていました。

 

自分のビジネスにZohoサービスを組み込む方法


私の方から、この2年ほど、実際に導入支援を行ったりした経験をもとに、コンサルタントやSIに近い立場として、Zohoサービスを販売する際にどんな注意点があるのかとか、再販する立場の人に役立つような内容を提供してみました。

 

実際にどの程度の企業に、どのくらいのライセンスが売れるのかとか、営業活動にはどのくらい時間がかかるのかといったかなり生々しいお話をしたのですが、参加者の方の興味とは少しずれていたかもしれません。

 

個人的な感想

会が立ち上がったばかりで、参加人数も多くはなく、まだまだこれからという状況だとは思います。

しかし、参加者の方々が、単に便利な使い方を知りたいという個人的なモチベーションだけでなく、多くの参加者がZohoサービスを広めたいという思いを持っているのが印象的でした。

 

かなりユーザーに恵まれている気がしますので、頑張ってくださいね、Zohoさん。

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