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Zoho シートに新機能!配列数式、名前付き数式、STOCK()関数の改善



クラウド型表計算シート「Zoho シート」に強力な新機能を追加しました!
今回の更新の主な内容は次の3点です。特に最初の2つは、データの集計時に役立ちます。

  1. 配列数式機能の追加

  2. 名前付き数式機能の追加

  3. STOCK()関数の改善


それぞれについて説明していきましょう!








配列数式機能の追加


配列数式を利用すると、複数のセルにまたがる計算処理を効率化できます。例えば、下記のシートの収益の欄の値を、1行ごとではなく、5行分一括で算出することが可能です(数式の詳細は、「クリックして編集」をクリックしてご確認ください)。

配列数式のメリットはこれだけではありません!特定の条件を満たすセルの値だけを集計したい場合ってありますよね?例えば、次のような場合です。
  • 指定した範囲の中で0より大きい値のみを集計する
  • 指定した範囲の中で2番目と3番目に大きい数字を抽出する
  • 指定した範囲の中で1列置きに合計を算出する
このような場合、配列数式をIF()やVLOOKUP()関数などと組み合わせて利用すると、上記のような複数のセルの値を利用した計算を簡単に行えます。上記のようなケースにおける設定方法については別途このブログにてご紹介します!




名前付き数式機能の追加




名前付き数式の機能は名前付き範囲と同じような機能です。名前付き範囲の場合、特定のセルの範囲を参照しますが、名前付き数式では特定の数式を参照します。この機能を利用すると、次のメリットがあります。


  • 参照する範囲を動的に変更できます(行を追加すると範囲も変更する場合など)。

  • 同じ数式を繰り返すような場合、数式をシンプルに表現できます。

次のシートでは、「ダウンロード」という名前の数式を指定し、「合計」を算出するのに利用しています。

(「B1」のセルに「=SUM(ダウンロード)」と入力しています)

なお、この機能は、メニューの「その他」→「定義された名前の表示」から利用できます。
「参照」の内容に数式を指定すると、その数式が示す範囲を、指定した名前で呼び出せます。




STOCK()関数の改善

STOCK()関数を利用すると、指定した株価の情報を取得できます。今回の更新により、セルの参照(「B6」など)を引数として渡せるようになりました。他の関数と同様に、入れ子構造の数式の中でも利用できます。

例:



=STOCK(B6;”Price”)








STOCK()関数の詳細(英語)

この他にも機能改善を進めています。ますます便利になるZoho シートをぜひご利用ください!





■関連情報  

なお、このブログは、米国本社(ZOHO Corp.)の  Zoho Blogsを翻訳・修正したものです。  
元の記事:  
More Power to your spreadsheet experience: Array Formulas and More!

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