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こんにちは。
Zohoインターン生の益子です。

今回は、カスタムタブの関連付けについて書いていこうと思います。

Zoho CRMでは、様々なカスタマイズを行うことができます。
タブも例外ではなく
自分の好きなように作成したりカスタマイズすることができます。
作成したタブは、標準タブ同様に関連付けを行うことができるのですが、
その関連付けの作業の際につまずいてしまいました・・・。

例を交えながら、
つまずきポイントをお話していきたいと思います。

カスタムタブと既存の標準タブ(連絡先タブや取引先タブ)を関連付けるには、
関連付けたいタブのどちらかに、
「ルックアップ」というものでカスタム項目を作成しなければなりません。

例として、カスタムタブで既に契約タブが作成してあるという前提のもと、
一人の連絡先に複数の契約を関連付けるイメージで、
標準タブの【連絡先】とカスタムタブの【契約】の2つを関連付けたいとします。

設定から契約タブにカスタム項目でルックアップを作成します。
契約ルックアップ
「関連リストのタイトル」というのは、
もう片方のタブ(ここだったら連絡先タブ)の関連リストに、
どういう名前で表示させるか入力するところです。


これで契約タブに連絡先項目が作成されます。
契約タブ
この契約に連絡先を登録すると、自動的に【連絡先タブ】と【契約タブ】は、
関連付けされます。

契約連絡先選択

そして連絡先タブの関連リストには、
その連絡先と関連付けを行っている契約が一覧で表示されます。
連絡先関連リスト

しかしなぜ、
どちらかのタブにしかカスタム項目を作成しなくてよいのでしょうか?

私は最初、関連付けたいタブは両方に共通の項目がないと
関連付けされないと思っていたのですが、そんなことはなかったみたいです。
むしろ、このカスタムタブと標準タブを関連付ける場合、
双方のタブにルックアップ項目を作成し、互いに関連付けを行ってしまうと、
2重に関連付けされている状態になってしまう。
ということを教えていただきました。

「2重にされていても特に問題はないのでは?」と
思うかもしれませんが(実際私は思っていました)、
これを行ってしまうと、
どちらが親データなのか子データなのか区別がつかなくなってしまうので、
関連付けを行う場合は、
どちらかにルックアップ項目を作成することをおすすめします。

ちなみに、カスタム項目を作成する場合、
ルックアップ項目以外の「一行」や「複数選択」で作成をし情報を登録したとしても、関連付けはされないので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか。
関連付けるタブのどちらにルックアップ項目を作成するかで
親データなのか子データが決まってしまうので少しややこしいですが、
覚えると便利なのでぜひ活用してみてください!

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