顧客情報は会社の資産 Zoho Oneで目指す業務改革

顧客情報は会社の資産 Zoho Oneで目指す業務改革

Zoholics Japan 2018の基調講演に続いては、『「Zoho One のすゝめ」活用方法と成功の勘どころ』というタイトルで、カイト合同会社の藤川勝廣氏が登壇しました。Zoho Oneは多くのアプリが使える分、どこから始めれば良いのか迷ってしまうかも」。そんなユーザーに向け、藤川氏がZoho One導入のステップを解説しました。
 

カイト合同会社は、Zohoサービスの導入支援とビジネスコンサルティングを行うパートナー企業。本イベントで登壇されたアタラ合同会社、株式会社イナバ写真館、株式会社オフィスバンクを始め、2015年以降、数々の企業の課題解決に協力しています。

 

Zoho Oneの核となるのはCRM

最初に藤川氏は「これだけクオリティの高いアプリが40以上使え、価格も安いツールはZoho One以外にはどこにもない」としたうえで、「やはりどこから始めれば良いのか分からないといった声も多い」とも分析します。
これに対しての答えは「顧客情報は会社の資産。肝心なのはCRMから始めること」です。

 

 

CRMから始める最大のメリットとしては、「データの応用が効く」こと。CRMの普及率はまだまだ低く、最初の導入は厳しいものですが、「CRMを導入することで顧客情報や連絡先、商品情報などの『コアな情報』が同期され、影響範囲を一気に広げることができる」とも強調します。

 

 

CRMには、「顧客データ」を中心とした4つの柱があります。
それは「バックオフィスの効率化」「売上の拡大」「新規顧客の獲得」「サービス開発」の4つです。

 

顧客データが蓄積されていくことで、まず顧客への連絡事項や企業情報などの閲覧といった「バックオフィス業務が効率化」されます。顧客情報が整理され、きめ細かいフォローアップが可能となり、既存顧客からの売上を拡大できます。

 

CRMの導入により、一番ユーザーから効果が期待される施策は、「新規顧客の獲得」です。
Webからの問い合わせ、メール、電話、対面での営業などのマルチチャネル情報をCRMにまとめられるため、新規顧客を逃すことなくアプローチが可能です。

 

また実際の直接の効果が現れるのが早いのは「既存顧客からの売上拡大」ですが、こちらについてはこの後のセッションでカイト社の利用法としての事例を紹介予定とのことでした。

 

さらに、営業現場やコールセンターの情報を拾い上げることで、「新しいサービス開発」のきっかけとし、さらなるビジネスの成長につながります。

 

藤川氏は「この4つの柱を、Zoho CRM、Zoho Oneを使って実現できる」と述べました。

 

CRM以外から導入を始める2つのパターン

Zoho OneをCRM以外のアプリから使い始める場合は、「メッセンジャーアプリから始めてCRMにつなげていくパターン」や「WebサイトのリニューアルからはじめてCRMを導入していくパターン」が考えられます。

 

 

メッセンジャーやSNS系のアプリから始める場合、ZohoのCliqやConnectといったメッセンジャー・SNSアプリ、またはMeetingというWeb会議アプリなどから使いはじめることで顧客データを蓄積させ、CRM導入へとつなげられます

 

Webに関する知識が少ない場合、Webサイトを持っていても、情報が古かったり「何を、いつ売ってくれる会社」なのかということが分からないことがあります。このような場合は、サイトのリニューアルからはじめ、CRM導入へと進めるのがよいでしょう。

 

課題別にツールを選定する

業務領域の課題によってもツール選定のステップが異なります。

 

「営業サイドでの課題」なのか、「事務処理や採用での課題」なのかでは、必要とするツールやより多くのアプリを使いこなしていくステップアップのプロセスも異なります。このため、課題に沿ったツールを選ぶことが重要です。

 

 

導入後、活用するべきダッシュボード

Zoho Oneを使うメリットとして「ダッシュボード」の活用があげられます。

 

ダッシュボードは、Zohoのアプリを横断的に分析しグラフを自動生成する機能です。
「これがいわゆる『社長が知りたい情報』で、Zohoなら標準でこの分析機能を使うことができる」と藤川氏は語ります。

 

 

Zoho Oneで業務改革を実現する

Zoho Oneを導入するためには、インフラやデータの管理方法などの整理をしたうえでプロセスを入念に議論する必要があります。そこで、重要なことは「導入のための議論からZoho Oneを使うということ」です。

 

Zoho Oneの導入には、現状調査にはじまり導入のプロセスの検討や評価基準など、議論すべきことが多くあります。その議論の段階からZoho Oneのアプリを使うことで、もっとも合理的かつ効率的な導入を進められます。

 

最後に藤川氏は、「我々のユーザーの中には、かつてExcelすら使っていなかった方もいた。しかし、Zoho Oneを導入したことで知らないうちデジタルトランスフォーメーションを達成し、いくつものアプリを使いこなしている」と話し、さらに「まずは使ってみることが大事。顧客情報があればビジネスは何度でも再生する」と呼びかけました。

 
 

Zoho Oneの具体的な導入ステップと勘所が紹介された本セッションは、参加者アンケートでも非常に高い評価を得ました。藤川氏は、引き続きZoho Oneユーザー対談のコーディネーターも務めています。

 
 

カイト合同会社へのお問い合わせはこちらから:https://www.kitebiz.net/

 
 

<Zoholics Japan 2018 レポート 目次>

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