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AI(人工知能)は、Zohoオフィススイートに新たに追加された重要な機能です。AIの搭載によって各製品で画期的な新機能を利用できるようになりました。

(読了2分)
 

数値データが中心となるZoho Sheetにも、新たにAIを搭載しています。
最新版Sheet 5の機能をご紹介します。
 

AI搭載によって、2つの便利な新機能を実現しました。
1つはデータの整備に役立つ機能で、もう1つはデータの全体像の理解に役立つ提案や質問に対する回答を得られる機能です。

 

データ整備はなぜ重要か?

複数のソースからの膨大なデータセットを扱う場合は、重複したレコード、同じ値の表記の揺れ、欠損値などが混ざってしまうことがあります。これらのデータをチェックしないでおくと、結果を抽出した際にデータの精度の低さや誤差につながってしまいます。誤った集計データに基づいて、ビジネス上の意思決定を間違うことを望む人はいないでしょう。

 

データクリーニング機能による効率化

当社はこの問題に真っ向から取り組み、市場で初めてスプレッドシートアプリケーションにデータクリーニング機能を搭載しました。Zoho Sheetでは、すばやくデータを検出し、整備し、正規化できます。データクリーニング機能により、大文字と小文字、スペース、文字の矛盾や、特定のデータテーブル内の重複行、および欠損値のセルが強調表示され、すばやく把握できます。
 


 

データクリーニング機能を使用すれば、データを手動で修正する手間を省けます。データを一括修正でき、効率的に作業できます。

 

一歩先を行くデータ分析

データの整備ができた後は、Zoho Sheetを使ってデータを分析できます。Zoho独自開発のAI分析アシスタント「Zia」(ジア)が役立ちます。1回クリックするだけで、グラフ、ピボットテーブル、洞察など、データの概要を簡単に把握できます。データについて質問があれば、Ziaに尋ねることで、すぐに回答を得られます。
※Ziaは現在、英語のみで利用可能です。
 

 

さらに、Ziaでは、データから分析したい指標を選択することもできます。たとえば、関西地域でバインダーがどれだけ売れているかを知りたい場合は、列を抽出することで、選択したデータに関する分析結果を簡単に確認できます。
 

外出先でももっと便利に!


 

外出先で仕事をすることを好む人々が増え、ビジネスのモバイル化が進んでいます。これに対応するために、モバイルアプリにもZiaを搭載しました。Webアプリケーションと同じようにモバイルアプリでもZiaが機能しますが、さらに、モバイルアプリだけのメリットがあります。モバイルアプリから音声入力でデータに関する質問ができます。英語で質問をすれば、Ziaはすぐに回答を表示します。

 

Ziaとデータクリーニング機能は、今後さらに高性能、かつ、パワフルに進化していきます。今回のリリースでは、2つの機能以外にも、Zoho Sheetに多くの新機能を追加しています。詳細はこちらをご参照ください。

 
 

この発表は、Zohoオフィススイートの最新アップデートについて説明する#FutureOffice シリーズの一部です。発表の概要はこちらを参照ください。

 


◎ Zohoオフィススイートは個人利用は無料です。Workplaceの一部としてもご利用できます。こちらから、利用するサービスを選択してお試しください。

 

 

※本投稿は、グローバル本社(Zoho Corporation)の Zoho Blog の記事を翻訳・加筆したものです。元の記事(2019年2月14日)はこちら

 

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