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WriterにAIアシスタント「Zia」(ジア)を搭載しました。英文をリアルタイムに解析し、文法上の誤りや、文章のスタイルと読みやすさの改善に役立つ情報を提供します。

(読了2分)

 
あなたの顧問校正者を紹介します。ZohoのAI搭載アシスタント「Zia」※は、作成した英文内の文法上の誤りやスタイル上の改善点をすぐにお知らせ。英文を世界中の人と共有して恥ずかしい思いをする前に間違いを直せます。
※Ziaは現在、英語のみで利用可能です。

 

Ziaは、英文の文脈を理解して、文章を洗練させるための情報を提供する高性能なAIアシスタントです。注目すべきは、Ziaはバックグラウンドで目立たず、かつリアルタイムに動作します。詳しく見てみましょう。

 

1.ルールと文脈を組み合わせた文法チェック機能

文法チェックツールをご存じでしょう。でも、Ziaはちょっと違います。Ziaは基礎にとどまりません。Ziaは基礎を高度な機械学習技術と組み合わせて、各文について文脈に応じたアドバイスを提供します。

 
混乱しやすい単語から句読点や前置詞の誤りまで、Ziaは最も一般的な文法上の誤りを識別して訂正案を提案します。文章内の緑色の下線に注目してみてください。
 

Writerでのリアルタイムの文法とスタイルの提案

 

2.読みやすさのスコアと洞察

Ziaは、Flesch-Kincaid(フレッシュ・キンケイド)指標を元に、英文の複雑さを評価します。Ziaのレポート画面を開くと、あなたの英文がどれほど読みやすいか、そしてどの年齢層なら読める難易度なのかを確認できます。
 


 

Ease of Reading(読みやすさ)のレポート画面では、総合スコアを向上させる方法も記載されています。
 

  • A. 「Run-on Sentences(無終止文)」は、うまく構造化されていない文章のことで、文章作成上の最も重要な指標です。これを避けることで、より読みやすく明確な文章になります。
  • B. 「Polysyllabic Words(多音節語)」では、文章中で複雑な言語を使用しているかどうかを確認できます。3音節以上の単語があると、一般的に読みにくくなります。Ziaはこれらの単語を識別し、代わりに使用できる簡単な単語をリストアップします。
  • C. 「Average Sentence Length(文の平均の長さ)」は、文章がどのくらい長く構成されているかを示します。長過ぎる文は読者を混乱させ、概念を明確に伝えずらくなります。

 

3.文章を仕上げるためのスタイル提案

Ziaは、助動詞や受動態を使い過ぎていないかどうかを知らせます。また、陳腐な決まり文句を使い始めたら警告します。重箱の隅をつつくように完璧にチェックします。
 

Writing Quality(文章品質)レポートの主な機能は、以下のとおりです。
 

  • A. 「Wordy Phrases(冗長な言い回し)」:文章中にオレンジ色の下線で示されます。必要以上に多くの単語を使って表現していることを表します。Ziaは、いくつかの言い回しについてのより短い表現や、文章中の重複を避ける方法を提案します。
  • B. 「Passive Sentences(受動態)」:Ziaは、文章中の受動態文を識別します。特に正式な文書では受動態は避けましょう。文章があまり直接的ではないように見えることがあります。
  • C. 「Cliché Scanner(常套句チェック)」:文章中に、既に使い古されているために印象的でない単語や言い回しがないかどうかを把握できます。

 

 

これらの新機能を利用するのに一体いくらかかるのか、どうか心配なさらないでください。すべて個人利用は無料です。文法チェック、読みやすさやスタイルの改善提案などの新機能は、誰でも無料で利用できます。?

 

今回のアップデート内容は以上です。本リリースに関するご感想やご意見をお寄せください。Ziaがユーザーのみなさまの英文の洗練に役立ったかどうかを知ることで、今後のサービス向上に役立てて参りたいと考えています。support@zohowriter.com 宛にメールでお寄せください。

 

文章作成をお楽しみください!

 
 

この発表は、Zohoオフィススイートの最新アップデートについて説明する#FutureOffice シリーズの一部です。発表の概要はこちらを参照ください。

 


◎ Zohoオフィススイートは個人利用は無料です。Workplaceの一部としてもご利用できます。こちらから、利用するサービスを選択してお試しください。

 

 

※本投稿は、グローバル本社(Zoho Corporation)の Zoho Blog の記事を翻訳・加筆したものです。元の記事(2019年2月14日)はこちら

 

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