2017年9月にZoho CRMで追加された大きな変更・最新の機能をご紹介する本連載。
第3回目にご紹介するのは「画面の刷新」です。
- 複数選択ルックアップ項目:多対多のルックアップ項目を追加
- 複数条件ワークフロー:1件のワークフロールールに複数の実行条件と処理を関連付け可能に
- 画面の刷新:設定画面の再編成・インポート&他のCRMからの移行メニューの集約 ←現在この記事
- 施策による売り上げを可視化:キャンペーンの費用対売り上げ表示 (2017/09/15 New)
アップデート機能紹介 第3回「画面の刷新」
その1:設定画面の刷新
さて、第3回は機能の追加ではなく、画面の見え方に関するアップデートをご紹介いたします。
設定のトップページにアクセスしますと、カテゴリが増え、メニューが整理されています。
Zohoでは日々、みなさまのビジネスを支えられるよう、様々な機能を追加しています。
新機能や拡張機能の増加に合わせて、よりアクセスしやすくするため、設定画面を再編成しました。
設定画面のカテゴリータイトルの変更
以前は、設定ページに6つのカテゴリーが表示されていました。
今は8つに再分類しました。下の表は、変更前後の設定メニューの一覧です。
以前の設定カテゴリー | 新しい設定カテゴリー |
一般 | 一般 |
ユーザー管理 | ユーザー管理 |
カスタマイズ | カスタマイズ |
自動化 | 自動化 |
拡張機能とAPI | マーケットプレイス(名称変更)* |
データ管理 | データ管理 |
– | チャンネル(新)** |
– | 開発者用情報(新)*** |
マーケットプレイス(名称変更)*
カテゴリ「拡張機能とAPI」が「マーケットプレイス」に変更されました。
Zoho CRM および Zoho Marketplace(マーケットプレイス)から追加できる拡張機能や外部サービスの連携設定は、すべてこのカテゴリにまとめています。
チャンネル(新)**
Zoho CRMの最大の特長の1つは、1か所から複数の通信チャンネルを介して顧客にアプローチできることです。
Zoho CRMは、メール、チャット、電話、SNSのいずれであっても、すべてCRM内で顧客とのやりとりの履歴を集約できます。
したがって、これらの接点はすべてチャンネルの下にまとめています。
開発者用情報(新)***
開発者またはプログラマーの専門知識を必要とする設定は、開発者用情報にまとめています。
設定メニューの所属カテゴリー変更一覧
設定メニュー名 | 以前のカテゴリ | 新しいカテゴリ |
通知の設定 | 一般>個人設定 | チャンネル |
メールの設定 | 一般>個人設定 | チャンネル |
電話連携 | 拡張機能およびAPI> 電話連携 | チャンネル |
ソーシャル | 拡張機能およびAPI>社会 | チャンネル |
チャット(以前はZoho SalesIQと呼ばれていました) | 拡張機能およびAPI> Zoho> Zoho SalesIQ | チャンネル |
API | 拡張機能とAPI | 開発者用情報 |
CRM変数 | 拡張機能とAPI> API | 開発者用情報 |
Webフォーム | 拡張機能とAPI | 開発者用情報 |
拡張機能とAPI
- 以前のカテゴリー「拡張機能とAPI」は「マーケットプレイス」に名称を変更しました。
- CRMマーケットプレイスで追加された拡張機能は、「すべて」(拡張機能)の下にグループ化されました。
- Slackは「すべて」(拡張機能)の中に含まれています。
- Zoho、Google、Microsoftなどのその他の拡張機能には、「マーケットプレイス」の下の各メニューからアクセスできます。
カスタマイズ
「タブ」の設定メニュー名が「タブと項目」に変更されている点を除いて、変更はありません。
その他の設定はすべて同じです。
対応プラン:全てプラン
その他設定画面の刷新に関する詳細はこちら ※英語
その2:インポート/他のCRMからの移行メニューの統合
インポートメニューも他のCRMからの移行専用のメニューも1画面でアクセスできるようになりました!
インポート画面については日本語FAQをご用意しましたので、詳細はこちらをお読みくださいませ
対応プラン:全てのプラン
さて、アップデート機能紹介 第3回「画面の刷新」いかがでしたでしょうか?
ブログ記事では紹介しきれなかったこの他の新機能やアップデートついては、今後セミナーやFAQなどでみなさまに詳しくご紹介したいと考えております!
今後もZohoでは単に機能を追加するだけでなく、ユーザビリティ(使い心地)の向上も引き続きおこなって参ります。
それでは、また次のアップデートでお会いしましょう! →この記事投稿の1週間後にアップデートがありました。
第4回「施策による売り上げを可視化:キャンペーンの費用対売り上げ表示」に続く
☆記事を書いた人☆
ゾーホージャパン Zoho事業部 技術 鈴さや
入社3年目の若手社員。出身は青森県 弘前市。
自称「新UIお姉さん」改め「新機能お姉さん」として
新しく追加された機能をご紹介していきます。